季節ガン無視です。
テオくんside
今日は雪でも降りそうなくらい寒い。
日も落ちて余計に寒さを感じる。
事務所に寄った帰りだからまだスカイハウスには着いていない。
はぁー、と吐いた息が白くなって
じんわりと消えて
ふと、じんたんと目が合った
あ、目ぇ逸らされちゃった
ガタンッ
視線を感じてじんたんの方を見ると、両手で缶を持ちながらこっちを見ていた
パチっと視線が重なるとスッと逸らされる。
なんだかもどかしい
パシッ
じんたんの腕を掴んだ
伏せ目がちに言ったじんたんの頬は薄暗くてもわかるくらい真っ赤で
つられて俺まで顔が熱くなってきた
コーヒーまだ残ってんのになぁ、
---------✁︎キリトリ線✁︎--------
いや少女漫画ですか??
あまあますぎて喉詰まりそう()
最後の意味不明な一文は照れて顔が熱くなっちゃってホカホカだから熱いコーヒーはもう要らないよ的なあれです察してください((((
季節感どっかいきました、はい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。