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ニノside
好きな人をここで言ったら告白することになってしまう。
それも、アイバカさんと大野さんの前で。
なぜ、告白することになってしまうのかと言うと、
もう勘づいているでしょうけど…😒
そうです。皆さんの予想通り俺の目の前にいるあなたちゃん。
てか、本当はあなたって呼びたい。
だけどそれはしっかり告ってからのご褒美的なやつに取っておくことにしている。
だが、この場所でだけはあなたと呼ぶことにさせて欲しい。
そのことは、少し置いておく。
それより、俺が好きな人いる発言をした途端にあなたの表情が暗くなった。
なぜ、暗くなったのは何故か。
理由は恐らくひとつになる。
それは…
俺のこと多分好きだ。
少々、自意識過剰になってしまうのはご了承願いたい。
なぜなら、そう考えるしかなくなってくるのだ。
料理が来なさすぎて、表情が暗くなった訳でもあるまいし、
他のことを思い出して、暗くなった訳でもあるまいし…
それらのことを考えると、俺の考えが正しい確率が高くなってくる。
これは、早めに告っておかなければならない状況か。
そんなことを考えているうちに、俺の大好きな煮込みハンバーグを含めた4品が
運ばれてきた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!