第8話

7話:2人の休日
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2018/12/14 12:30
私は後日引っ越してきて、
今は和くんと一緒に住んでるって状況。

んで、今日は私も和くんも休み。

だから2人での〜んびり…

しようかなぁって思ってたけど、
せっかくの休日だし、どっか出掛けたいなぁ…
と思ったので和くんに聞いてみると、予想通り…
二宮和也
え〜、家でゲームしてたい。
と返ってきた。

それもそうか。和くんはゲーマーだからねぇ…

それにゲーム実況者としても活躍してる。
↑この小説内の設定です。by作者

だから結構休みの日でも和くんはいろんな意味で忙しい。

まぁ、家でのんびりすんのもいっかぁ〜って思ったんで、
和くんのそばでゲーム実況してるのを見てよ〜っと!

(実況してるのはマリメです)
二宮和也
はい、こんにちは。にのかずです。
今日もゲーム実況していきましょう!
まずはこのコースから…
って感じで、たまにマリ男が死ぬから
ああぁぁぁ!って言ったり、何であそこでミスるかな?
とか言ったりしててとっても可愛い和くんを
見ていたんだけど、途中からその原因を私のせいにしはじめたの!
二宮和也
いや、今ね?
隣に俺の彼女がいるんですよ。いいでしょ?笑
この方めっちゃ可愛いんですよ。
写真で見せてあげたいくらい。
そしたら、狙われる可能性あるかも笑
まぁ、そんぐらい可愛いってことにしておいて下さい笑
でね?その彼女が俺のゲーム実況隣でジーって見てんの笑
大人しい犬みたいに笑 それが可愛くて可愛くて笑
それでさっきからミスったりなんだりしてるんだと思います!笑
まぁ、自分の実力不足なんですけどね?笑
なんてことをサラッと言えてしまう和くんは
やっぱりある意味すごいと思う。

そしてゲーム実況が終わって、
和くんのチャンネルからさっきアップした動画の
コメ欄を見ていると、

『彼女さんいるんだ〜!』
『彼女さん大切にされてるんですね!』
とかまではいい。

さっき和くんが写真で見せてあげたいくらいって
言ったせいでこんなコメントもあった。

『彼女さんの写真見せて欲しいです!』
とか、
『彼女さんの顔見てみたいです!』
とかいろいろ私の顔が見てみたいという
視聴者の方々が沢山いた。


けど、声だけならいいかもしれん。
けど、そしたら、顔が見たいって言う人が
また続出する。

和くんはもう皆さんに顔出しはしている。
マスクも何も付けないで。

だから、チャンネル登録してる人はほぼ女性。

だから別に顔出ししてもいっかなぁ…
なんて思う自分もいる。

だからもし、どうしても出て欲しいと言われたら、
エンディングの部分だけに出てあげることにする。
あなた
ねぇ、和くん…
さっきアップした動画のコメ欄見た?
二宮和也
見たけど…どうしたの?
あなた
どうしたもこうしたもない!
なんであんなこと言っちゃったの?
皆さん本気になり始めてるじゃん!
二宮和也
あぁー写真のこと?
それに関してあなたに聞きたいことがあったんだ。
やっぱり…
二宮和也
あなたさぁ…
今度のライブ放送に出てくんない?
ホントにちょっとだけでいいからさ…
あ、いいこと考えた!
あなた
何?
二宮和也
あなたも一緒にゲームしようよ!
それなら、顔出ししなくて済むし!
ね?いいでしょ?(•̥̥̥̥̥̥̥ ﹏ •̥̥̥̥̥̥̥̥๑)ぅʓぅʓ
(上目遣い)
ホントにあなた何歳なんですか?

幼稚園児以上の可愛さだよこれ。

でも、和は私がこれに弱いのを知っていて
やっていることだ。

そう上手くは引っ掛からないぞ!
あなた
嫌だ!
二宮和也
なぁんで?
あなた
声だけだったら結局は
顔見せなきゃいけなくなるでしょ?
それに和くんは他の誰かに
私が狙われてもいいわけ?( ¬_¬ )
二宮和也
それは嫌だけど…
その時はその時!
絶対誰にも渡さないから!
あなたは俺が守るって決めたんだから!
って…なんかプロポーズみたいだな笑
違うけど笑
違うんかい!

そこは本気で結婚して下さいって
言うとこでしょ!

てか、もうこの際開き直るか…
あなた
わかったよ…
出ればいいんでしょ?出れば。
でも、本当にどうなっても知らないからね!
視聴者さんが予想してるような
人じゃないから!
登録してくれてる人減っても知らないからね!
二宮和也
いいよ👍
そしたら自分で挽回するから!笑
ってか、あなたの顔みて
ブスだって言う奴いないと思うよ?
あなた
そうとは限んないでしょ…
二宮和也
まぁ、とにかく!
あなたが出てくれるって言ってくれて、
超。゚ .ヾ(*´∀`*)ノ. ゚。嬉しい♪
なんだその文面にしたら
変な顔文字になりそうな顔は笑
二宮和也
出てくれるってことは
どんな形でもいいってことでしょ?
あなた
いいよ👍
二宮和也
じゃあ、2人でマリカしよ!
あなた
え、そんな…
和くんのレベルには…
二宮和也
そう言うと思った!
だから今から練習!
ほら!ここ来て!
と、自分の隣を叩いた。

彼の隣に行くと、何故か立ち上がり
どこに行くのかと思えば、私を後ろから包むように
抱きしめ、座った。
二宮和也
さっきの体勢じゃ、
なんの特訓にもなんないでしょ?
いや、なんのってことも無いかと…
二宮和也
まぁ、正直いえば
あなたの温もりを感じたかったからかな?笑
二宮和也
さ…特訓特訓!
まずは、どれでやるかだけど…
って感じで彼は楽しそうに
マリカの説明をすると共に
特別レッスン(?)をしてくれた。

その日は、そのマリカの説明などで終わった。

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