第4話

4,誤解
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2020/02/29 07:14
『あ〜…えーっとね』


こ「嫌なんでしょ言わなくていい。」


『え,何が?』


こ「2人,付き合ってるんでしょ」


こ「嫌だったら無理に言わなくて良いし。」


『え………?』


な「ころちゃん!違うんだよ!」


こ「なーくんは僕のこと応援してるって言ってたのに……っ…」


ジ「2人って付きおうてたん?!」


さ「まじか〜…あ,でもお似合いかも」


り「そうなのっ?!」


る「ん?さっきいい匂いしたって……?」


な「あ……あぁ〜…」


『あ,あれはねッ』


こ「プイッ………付き合ってるなら,早く言って欲しかった…!」


『え?』


さ「あぁ……ころんはあなたのことs」


こ「さとみくん辞めて!僕が馬鹿みたいじゃん……付き合ってるとは知らずにこんな感情持っちゃってさ…」


な「ころちゃん…!だから,違うんだって!」


こ「もういい…なーくんの話なんて聞きたくない」


『こ,ころちゃん……?』


こ「あなたも………話しかけないで」


『え………?』


ガチャッ………バタンッ


なんで………?


なんでころちゃんは怒ってるの……?


私,悪いことしちゃったの……?


でも………


ころちゃんが……


怒ってたのに,少し泣きそうな顔をしてたのは何故……?


な「…あなたちゃん……?」


『へ…?』


な「大丈夫?……ちょっと皆出て貰えるかな?」


さ「あ,うん…!…ニヤニヤ」


る「わかりましたぁ〜…お風呂湧いたら呼びますね!」


り「ふわぁーい」


ガチャッ………バタンッ


『どうしたの?……』


な「どうしたの?じゃなくて,ごめんね俺の所為で」


『ううん!……全然!てか,私の所為だし!』


な「そんなに元気に振る舞わなくても良いんだよ?」


な「あなたちゃんはころちゃんの事が好きなんだよね?」


『ぅへっ?!』


な「なにwうへってw」


な「寝言で言ってたよ?ころちゃん好きって」


『…………///////////////』


『まじかぁ……//////』


な「あはは……」


な「でもねぇ……あれはちょっと,こじらせ過ぎでしょ……」


『ん?』


な「ころちゃんが怒ってたの」


『あぁ〜………なんであんなに怒ってるんだろね……』


『多分,私が悪いっぽいし早く謝りたいんだけどな……』


な「今はそっとしといた方がいいんじゃない?」


『そうかなぁ……』


な「てか,あなたちゃん体調大丈夫なの?」


『まぁ……うん』


ころちゃんがあんなに怒ってたの初めて見たな……


本当に何したっけ………?


─あなたも…話しかけないで…─


な「あなたちゃん……?」


な「なんで泣いてるの,どうしたのぉ〜…」


『え?』


なーくんにそう言われて初めて気が付いた


私はころちゃんに突き放されるのが初めてだから…悲しいのかな………?


『いやっ………なんでもない…っ……』


な「よしよしナデナデ………悲しいよね,好きな子に突き放されるのって」


な「大丈夫……俺が解決してあげるから」


そう言いながらなーくんは私を優しく包み込んでくれた


『本当に………?』


な「うん!だから,泣き止んで?」


『うん!ゴシゴシ……もう泣かない!』


『そして,ころちゃんを振り向かせる!』


な「あれ?待って?なんか主旨違ってるくない??」


『頑張るぞー!!』


な「あ,うん……w」


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