こ「振り回されるし,馬鹿だし,ドジだし」
『は?!悪口じゃんそれ!』
こ「だけど………」
『??』
こ「困ってる人をほっとけなくて,誰よりも明るくて,大変なんだよ」
『?!………///』
こ「それに可愛すぎるし」
『ッ?!?!//////』
る「あのーイチャつかないで貰えます?」
こ「『イチャついてない!!!』」
り「いやもう貶してるようで最後褒めてたじゃん()」
あ,最後の一言は聞き間違いなのかな?
いやもう私幻聴聞こえてるっつー訳?!
えっやば?!
えッ自分キモすぎじゃない?!?!
だってころちゃんが私の事「可愛い」って言った幻聴でしょ?!?!
いや無理無理無理無理!
え,きもぉ!!
え本当に無理なんだけど?!
こ「おーいあなた?本当に大丈夫?」
もう本当に自分キモすぎでしょ?!
え,もう穴があったら入りたい。だわ
こ「あなた?」
えもう本当自分………
『きも……』
こ「え………」
ジ「えあなた?!」
てか,幻聴聞こえるなんて病院行った方がいい?
睡眠が足りてないのかな?
んんんんんー???
こ「ごめん今日帰ってもらえるかな。」
な「え」
あ,でも言われてみれば最近よく寝れてなかったかも←
てか幻聴って重症だ………
今日は帰って寝るか!!
『ごめん今日用事あるから帰る!!』
バタバタバタ……
さ「えっちょっとあなた?!?!」
こ「うん早く皆も帰って。」
り「…………。」
る「わかりました」
ジ「え?!」
さ「ほら帰るぞ莉犬」
り「えっあっ分かった……」
ジ「え,ほんまに帰んの?!」
な「うん……。」
る「ほらジェルくんも,早く荷物持って」
ジ「わかったわかった」
『んー!』
『よし部屋着に着替えたし!荷物は片付けたし!寝る準備万端だ!!』
ピンポーン
『はぁーい』
ガチャッ
『え?』
『なんで来たの?』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!