会社からの帰り道
私は急いで家に向かっていた
今日は残業を頼まれ遅くなってしまった
早く彼氏のバーノンに会いたい
私が家に着きドアを開けると
そこにはいくつもの靴が脱ぎ散らかされていた
私はそうつぶやきながらリビングに向かう
リビングのドアを開けると
え、まって誰…?
そこにいたのは知らない男の子と女の子達だった
え、全然分からないんだけど
状況がよくわかんない…
私はリビングでバカ騒ぎしている子達をよそに
トイレに向かった
ジャーッ
ガチャ
私はいつも優しい彼をおいて
外へ向かった
私が外へ出ると
後ろから足音が聞こえた
私が後ろをむくとそれはバーノンだった
私達はその後 仲直りして
手を繋いで帰りましたとさ ♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。