はぁ...今日もバイトか...
私は高校3年生
なったばかりだからいいものの
受験のときまでバイト掛け持ちなんて嫌だな...
私の生活はある意味規則正しい
朝から夕方まで学校にいて
そのあとはバイトして家に帰る
毎日それの繰り返し
バイト掛け持ちなんかしてるのは
私のある夢のためなんだけど ________
また怒られた...
私は最近負のオーラにおちいっている
私の夢が実現しないのではないかという不安で
バイトなんかしてても意味ないんじゃないかって考えて
いつも今の生活を投げ出したくなる
親は私の夢について反対はしないけど
応援も...してくれない
だから私が遅くまでバイトしなきゃいけなくなるのだった
先輩が指さした方向を見ると
高校の制服を着たままの男子が走ってきていた
この子...今日から入るんだ
私が急いで持ち場に戻ると
後ろから私を怒る声がまだ聞こえていた
これだから辞めたくなるんだよ...
なんでここに入ったんだろ?
ここのバイトは飲食店で意外と人気もあった
だからあんまり不自由ないだろうと思って始めたのに...
夜ご飯の時間帯はいつも混む
今日はいつにも増してお客さんが入っていた
私だけでも手一杯なのに先輩は
いつも私よりも新人の子達の世話を押し付けてくる
どうせ次休み時間なの先輩だから早く行きたいんだろう
でも私は抗えることも無く仕方なしに
さっきの男の子のところへ行く
私はディノくんの様子に驚いてしまう
今まで私にお礼なんか言ってきた人いなかったから
なんかこの子...今までと違うな...
そのあと、
今度は私の方が手が離せなくなってしまった
なんでこんなに今日は混んでるんだろう!?
私がそんな愚痴を頭の中でこぼしながら
厨房から新しく来たお客さんに水を出そうと運んでいると
前に小さな子供が急に飛び出してきて
私の足に引っかかった
私が派手に転んだおかげで
持っていた水をこぼしてしまった
私の制服はお客さんの服よりもびしょ濡れで
派手にかかってしまったのが目に見えてわかった
やっちゃった...また怒られる...
そう思った時
ディノくんがさっそうと現れて
私にそう言ってくれた
私はディノくんにその場を任せ
着替えるために更衣室に向かった
バイト終わり
帰ろうとしているディノくんが目に入った
そう言うとディノくんも笑った
二ー二ー様、リクエストありがとうございます🌼
こんな感じでどうだったでしょうか...?
なんかスングァンの時もそうだったんですけど
内容が大人っぽくなってきちゃってて
どうしよう...それが悩みです...
書いててドキドキする可愛いやつ書きたいんですけど...
なんかいいシチュエーションないですか!?
こんなので気に入ってくださらなかったらまた書きます〜!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!