目が覚めて
旦那と私のベッドの中に
先輩がいる。
先輩も起きていたのか、
ベッドから出ようとすると
止められた
私を抱き寄せ、
先輩は目を閉じた。
まって、、
今日平日だよ、、
今何時?
げ、、
10:10
行かなきゃ
私は先輩に置き手紙を置いて
家を出た
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ジフンside
「よく寝れました?今日は平日でしたㅋ
すごいぐっすり寝てるので起こしませんで
した
少しご飯作ってます。美味しいと思って食
べてください。
合鍵置いているのでまた取りに行きますね♪
昨日はありがとうございました
あなたより」
置き手紙1枚。
旦那がとても羨ましい。
あの香りの中で寝れること、
あなたがそばにいること
全てが羨ましかった
ご飯もめちゃくちゃ美味しい。
まともに手作りのご飯を食べたのは
いつぶりだろう。
人妻の合鍵を持ってるなんて、
不倫みたいだな。
少し楽しくなってしまった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。