あっとゆう間に時間は過ぎて、
しゅあは期間が2ヶ月の海外出張にいった
私も行けるはずだった。
でも、会社が好景気で忙しくなっていたから
秘書の仕事が増えてて、
社長に行くなって言われた
嫌な予感しかしない。
私が社長の車を運転した
隣で社長はずっと眠っていた。
顔色が悪いのには気付いていた。
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会議が終わって、社長を会社まで送ると
もう夕方になっていた
ポンポンと肩を叩いて起こした
私はそのまま
自宅を教えてもらって
社長の家に向かった
私は肩を組み
寝室まで連れていった。
辛そうな表情。
私は無理やり
社長のシャツのボタンを外して
温かいタオルで身体を拭いた
ピピピピッ
私は嘘をついて
キッチンでお粥を作った
寝室に持っていき
枕元の机に置いた。
眠っている社長は辛そうだった。
いつの間にか
私はベッドにもたれて
座って寝てしまった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!