準備ができて、
車に乗った。
涼しい風が入ってくる。
とっても心地いい。
ドライブがてら
ご飯も食べて、
すぐに夕方が来る。
楽しいからか、
時間が過ぎるのが早い。
ドアの前でわかれて、
シャワーを浴びた。
楽しかったなぁ。
シャワーから上がり、
お酒が飲みたくなる。
ホテルの中のコンビニに行くと
社長も買い物をしていた。
お酒とつまむものを買ってもらい
私は701にお邪魔した。
ひとくち飲めば、
喉のあたりが熱くなる。
アルコール度数が少し強めのお酒。
でも、そんなのどうでも良くて
スッキリさせたかった。
1時間ほどして
酔いがまわり始めた。
彼は私をゆっくりと押し倒した。
大きなベッドに絡む指が
愛しくて愛しくて。
私はこくりと頷いて
敬語なんかそっちのけで
彼を欲していた。
濃いキスが脳内を駆け巡る。
翌日の朝、
後悔することも知らず
満たされるがまま
彼に抱かれていた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。