第13話

いじめ~2~
54
2020/03/07 02:38




チラッと見るとあかりのお弁当の具が床に散乱していた。
太田 あかり
太田 あかり
っつ…なんてこと…
三浦 桜
三浦 桜
あぁ??
太田 あかり
太田 あかり
なんでもありません
太田 あかり
太田 あかり
ごめんなさい。
一軍女子
一軍女子
ケラケラケラ
一軍女子
一軍女子
もう昼休み終わるよ〜教室へ帰ろ!!
三浦 桜
三浦 桜
そだね〜
三浦 桜
三浦 桜
帰るよ!!
太田 あかり
太田 あかり
はい…
あかりは床に散らばったものを片付けてあいつ達について行く。
私 (佐藤 まい)
私 (佐藤 まい)
酷い…




私はあまりにも酷いその状況に唖然としていた。





キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
私 (佐藤 まい)
私 (佐藤 まい)
ヤバっ!!
私 (佐藤 まい)
私 (佐藤 まい)
戻らなきゃ!




チャイムの音に我を思い出し走り出した。





ガラガラ
私 (佐藤 まい)
私 (佐藤 まい)
はぁ、はぁ、



私は息を整えながら席に着く
先生
先生
授業始めるぞー
先生
先生
号令ー




授業が始まった。




私はあかりを横目でちらっと見た。
太田 あかり
太田 あかり
っつ…




あかりは涙目でうつむいている。




その時、





グゥゥウ





お腹の音が鳴った
クラスの人達
クラスの人達
クスクス
先生
先生
どうした〜?もう腹減ったのか?
一軍女子
一軍女子
ケラケラケラ
三浦 桜
三浦 桜
もう、さっき食べたばかりじゃないの(笑)
「あかり」ったら〜




あかりだったんだ。




私は知っている。あかりはあいつ達のせいでご飯を一口も食べられていない。
太田 あかり
太田 あかり
ごめんなさい…//




あかりは恥ずかしそうに謝る
一軍女子
一軍女子
大食いだね〜(笑)



また授業が再開する。





何としてでもあかりを救い出す。

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