俺の家にて
今日の俺は滅多にない一日中まるごとのoffデーだった。
でも今日もあなたは仕事へ行っている。
そのため、家には俺一人…
少し寂しい気もするが、いつものことだから慣れている。
けど、今日の担当相葉くんだから不安なんだよね…
あなたの首筋に痕つけたことバレるの…
いや、バレるのは別にいいんだけど、そのあとが…ねぇ?笑
あなたにその事を言わないか否や…
もし言ってたとしたら、帰ってきたとき恐怖だな…
と、思っていたのだが、そんなことは全然なさそうだった。
なぜなら、迎えに行った時に普通に楽しそうにしていたからだ。
相葉くんと小瀧とすごく楽しそうに話していたのは、
少し、不満に思っているが…
気づかれてなさそうで良かった笑
で、今あなたと一緒に俺ん家に帰ってきたってとこ。
このやり取り現実になる手はないかな…
あ、そうだ!いいこと考えた〜笑
改めてあなたの優しさを感じた。
引越しの日、楽しみだなぁ〜笑
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!