出発進行したあと
なんとかその日の仕事を全部こなし、
翔と一緒に帰宅。

すると突然我慢していたかのように、抱き締めキスをしてきた。

まだって…

翔の中にはどれだけ可愛い私がいるのか
不思議に思ったが、それは敢えて聞かないことにした。

そんな捨て犬みたいな潤んだ目で…
それも上目遣いで言われたら…ねぇ？

翔担のみならず、アラシックさんなら
わかって貰えるよね？この気持ち。

どうも私、甘翔に弱いみたいです。
゜:。* ゜.゜:。* ゜.゜:。* ゜.゜:。* ゜.゜:。* ゜.゜:。* ゜.
翔side


あの反応なら、シてもいいってことだよね？
そうだよね？

それにしても…
帰ってきた時に抱きしめてからキスしたときの
あなたの顔めちゃくちゃ可愛かったなぁ…

…って､俺もかなりの重症だな笑

そんなことはともかく

あの後俺らは夕食を食べ一息ついたところで
順番にお風呂に入った。(俺､あなたの順番)

んで、俺にとってとても苦しい時間がやって来た…

なんで苦しいかって？

そりゃぁ…理性を保つためだよ笑

だって…あなたと言ったらノーブラで
しかもモコモコのチャック式のルームウェア着てんの。

だからさぁ…その…
今日の気分とかそういうのも関係なく
押し寄せてくるんだよね…


襲いたいっていう気持ちが…


なんでかね？智翔の時はそうでも無かったのに、
あなたと一緒に暮らし始めてって言うか
結婚してから、そういう気持ちが
抑えられなくなりそうになるんだよね…

まぁ､智翔のことはそんな好きでもなかったけど。

なんでかって？

それには深いわけがありましてね…

そう、あれはあなたとぶつかる
要するにあなたと出会う3年前の話…