第17話

14話
766
2021/03/27 13:53
🦖side
ディノ
ディノ
あー、眠れない…。
ディノ
ディノ
なんだったの?
今日のシュアヒョン。
少し変だった。
まぁ、モテすぎて悩んでますっていう相談をしに行く俺もかなり変だけどさ…。
もう1時だよ。
流石にこの時間寝てるか起きてるなら眠くなる時間なんだけど。
全く眠くならない。
部屋も真っ暗にしてベッドでずっと一人で寝転んで考えてる。
ディノ
ディノ
ん~~、ずっとこうしてても仕方ないよなぁ。
ディノ
ディノ
散歩でもしようかな。
そして他のヒョン達を起こさないように外に出た。
まだこの季節は夜は寒い。
部屋着のまま来たし上着も来てない。
人通りも少なく暗い夜道を歩いて行った。
そして、辛かったり困った事があった時、いつも来ていた公園にやってきた。
ディノ
ディノ
最近は、来てなかったなぁ。
ディノ
ディノ
ふふっ、懐かしいな。
いつものブランコに乗って、
ディノ
ディノ
俺…やっぱり身長伸びたな…。
ディノ
ディノ
だって小さく感じるし!
そんな事を言いつつ隣のブランコを見る。
ディノ
ディノ
あ、そーいえば、
ふと俺が練習生の時に親と会いたくて仕方なくて逃げ出した時の事を思い出した。
その時も確かにここに来た。
そしてここでウォヌヒョンと二人で話したな。
沢山励ましてくれた。
俺が今ここに居ることはあの事があったからだよね。
ウォヌヒョン。
俺の事をとても可愛がってくれてかっこいいヒョン。
練習生の時は今の様に特別仲がいいわけでもなかった。
ディノ
ディノ
あの時…ウォヌヒョンぎこちなかったw
もし、今の俺が居られる理由を答えるとしたらあの時だろう。
それは中学三年生になった時だったかな。

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