目を覚ますと誰かの部屋にいた。
誰かが顔を覗き込んでくる。
誰!?
ビックリして その人から離れる。
れ、お?
聞いたことあるような、ないような...
約束って何?
誰との約束?
って!名前まで知ってるし!
すると、私の方に手を伸ばしてきた。
ん?これはなんの合図?
すると私の手を包み込むように握ってきた。
えっ!?なになに!?
すると、私の頬を摘んで顔を近づけてきた。
近いっ...///
さすがにやばいって...//
10分ほど歩くと、コンビニがあり、そこでオレンジジュースを買ってもらった。
オレンジジュースは私が小さい頃からずーっと飲んでいる。
なんで照れてるの?
もしかして暑いとか?
思わず、頬をつんつんしてしまった。
さっきの玲於くんとは変わり、ニヤリと私を見下ろした。
なんですか、このかわりようは...
でも、悪い人ではなさそうたし!
これからも頑張ろっと!
後ろから玲於くんが走ってついてくる。
なーんか、昔に戻ったみたい 笑
私は足取り軽く新居に向かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。