雄登side
どーも那須です。って事で今日はうちの姫の様子がおかしいです。
『ゆぅ……?ギューっして?』
雄登「する。するけどどうした?聡くんと喧嘩した?」
『してないよ?早く。ギューっして……?』
なんだこの生き物は……可愛いじゃねぇかよ。でもほんとになした?
龍我「変なものでも食べた?」
直樹「いっつも那須にだけは冷たいくせに」
雄登「ちょ、それは傷つく笑……あなた熱くない?」
『あちゅくないよ……?』
雄登「浮所〜体温計がりさんから借りてきて」
飛貴「うん」
飛貴「借りてきたよ」
雄登「え、38度……」
『んぅ……スリスリ……』
雄登「……可愛い」
『具合い悪い……ッ』
雄登「寝てよ?ソファまで歩ける?」
『おんぶ……ッ』
一世「あなたちゃん可愛い……」
大昇「那須ずる……」
『ゆぅ……ッ』
雄登「しんどいよなッ」
『んぅ……』
雄登「聡くん呼んだ方がいいのかな?」
龍我「多分?」
雄登「ちょ、スマホ取って」
浮所「はい」
雄登「センキュー」
聡「あなた〜?」
雄登「今8度位の熱があって」
聡「今月2回目だよな?先月よりは少ないけどもっと休めよ」
『うん……』
直樹「どうゆうことですか、?」
聡「コイツ、頑張りすぎると急に体調悪くなって熱出すんだよ。」
飛貴「知らなかった……」
聡「言ってなかったのかよ」
『……ッ』
聡「しんどい?」
『うん。』
聡「もう少し休んでから帰ろ。送ってくって言いたいけど仕事だ……雄登頼んでいい?」
雄登「わかりました。」
聡「じゃ俺行くからね?」
『うん』
雄登「ありがとうございました!」
雄登「あなた帰れる?」
『うん。帰れるよ』
『え、聡雄登に頼んだの?』
龍我「うん笑」
雄登「俺じゃ嫌なの?笑」
『龍我がいい』
龍我「俺?!」
雄登「龍我はダメ!!」
『ア゙ア゙?』
雄登「なんでもないです。どうぞ。」
龍我「ふはっ笑」
直樹「こんな可愛いあなたちゃんどこ行っちゃったんだろうね〜動画を見せる」
『……これあなたじゃないから。知らない人。』
雄登「ゆぅ?って言ってみ!」
『誰言うか!このスケベ野郎!』
雄登「え?!そこまで言う?!」
『うるせぇよ。』
龍我「あなた?笑帰らないの?笑」
『今帰るよ!りゅう〜!』
龍我「……可愛い……ッ」
飛貴「え!ずるい!俺もひだって呼ばれたいー!」
『ひだ?』
飛貴「死んでもいい……」
雄登「……」
悲しっ笑
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。