あなたちゃんにお洋服を沢山買ってあげた後は、とりあえず本屋さんに向かった。
入り口付近に音楽系の本がたくさんあったから、僕はとりあえずそこで立ち読みすることにした。
色々読んでたとき。
いきなり話しかけられて驚く。
後ろを振り返ったら、ころちゃんがいた。
本名は、青山海斗くん。
僕の学校の生徒会長であり、すとぷりの青色担当だ。
慌ててスマホを出すと、時刻は12時を過ぎたところだった。
そっか。ころちゃんにはあなたちゃんのこと言ってなかったっけ。
僕より身長低いのをいいことに上目遣いしてくるころちゃん。
あなたちゃんの特徴を伝えると、ころちゃんは奥へと入っていった。
僕はいちおう、漫画などのコーナーを回ってから行くことにした。
****
結局見つからず、小説コーナーに向かった。
すると、ころちゃんが女の子に話しかけていた。
相手の子の顔は見えなかったけど、とりあえず声をかけた。
全く、なんでころちゃんが生徒会長なんでしょう。
ころちゃんの奥にいたのは、あなたちゃん。
あそっか。
あなたちゃん、ころちゃんと会うのは初めてなのか。
………お腹空いたなぁ(((
ここってフードコートがあるんだよね。
どうせならころちゃんもいっしょにお昼食べないかなぁ。
あなたちゃんもころちゃんと話したいだろうし。
本名で呼び合うのって地味に大変なんだよ笑
**フードコート到着**
なにせ今日はお小遣いを貰ってるからさ、ぶっちゃけ何でもいいんだよね。
僕食べたいものとかないし。
なんならいつもお世話になってる分ころちゃんに奢ってあげようかな……そしたら今度なんかしてもらえば良いし。
席を離れて、ぼーっと考える。
何故あなたちゃんが僕と距離を置きたがるのか。
最近はそうでもないけど、前まではあなたちゃんが僕に大きな壁を立てているような感じがした。
無理矢理タメ口にしたりして、表向きは仲良くしているから……なのだと思ってるけど。
僕のこと、嫌いなのかな。
そんなこと……あるかも。
でもきっと。
ころちゃんは、人間関係に関して凄く鋭いから。
あなたちゃんのことも、なんか解るかもしれない。
………ころちゃんには言わないけど。
それがあって、あなたちゃんとふたりきりにさせたんだよね。
恐らくころちゃんは今、あなたちゃんに色々訊いてるんだろう。
*注文して、受け取って席に戻るところ*
席に近づいてくと、あなたちゃんの声が聞こえた。
え?
*****
更新できなくてすみませんでした………。
あのですねー、スマホのトラブルが発生しまして……。
色々ゴタゴタしてました、
けど今日あと1本出すんで!
よろしくです、
あそうだ、
敗北の未来地図めちゃめちゃ良かったですよね!
あまりに良すぎてこんなの作ってました笑
あの……LINEカメラを昨日インストールしまして。
コラージュってやつで作れるんですけど。
楽しすぎて(((
他にも色々作りました笑
楽しい(((
ごめんなさい笑
これからも色々作ります(は?)
あけど小説も更新します!!!
じゃあまた夜に~
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。