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第4話

卒業証書授与・来賓紹介
もう訳がわからない。
確かに雷が起きた。
光った後、すぐに騒音と悲鳴にまみれて。
教頭先生
みなさん落ち着いて!
教頭先生が叫んだけど、マイクがついていないためほとんど聞こえなかった。
暗い。
怖い。
こんなときに停電なんて。
次はあなたの番なのに。
どうすればいいのだろう。
ちょっとでも動いたらステージから落ちてしまいそうで、
ちょっとでも喋ったら辛くて泣いてしまいそうで。
だって…
一生に一度きりの小学校の卒業式だけど
台無しになった。



担任の先生
花村あなた!!!
涙声で枯れていたけど、よく響く声だった。
あなた

はいっ!!

反射的に大声を返す。
それだけで体育館内は静かになった。
あの声は担任の先生だった。
一年間、うるさくて面倒な我がクラスを受けもってくれて…
楽しくて明るくて素敵なクラスにしてくれたんだ。
担任の先生
卒業、おめでとう!!!
あなた

ありがとうございます!

あなたがお礼を言った直後に、停電が終わった。
あなた

眩しい…

急にライトを見て、思わずそう呟く。
それからなんだか脱力してしまい、卒業証書授与は終了していた。

教頭先生
卒業生起立!
あなた

呼ばれたからにはとにかく立ち上がる。
けど昼間なのに暗い外を見ると、どうしても眠くなってぼーっとしてしまう。
興奮して寝れなかったからな。
緊張する授与式も終わったし…
教頭先生
礼!
教頭先生
続きまして…
ってか、卒業式って無駄に長くない?