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第7話

卒業生退場
教頭先生
卒業生退場。
あの後校歌を歌ったりして、いよいよ式が終わろうとしている。
雨は激しさを保っていて、けど雷は止んでいた。
卒業ってこんなんなんだ。
未だに少し自覚がわいていない。
拍手の中、あなたは足を動かした。
体育館の外へと。
ふと、壁に貼ってあるポスターが目に付いた。
入学した時、眺めたっけ。
ほとんど読めなかった漢字が、全て理解できるようになった。
それに、今はポスターが小さく感じた。
背伸びしなくても、ポスターの上の画鋲に手が届く。
成長、したんじゃん。
体育館を出る前にもう一度中を見たくて、振り返る。
中はキラキラで、夢みたいだった。
あなた

さよなら。

小さく呟いて、体育館から出る。
渡り廊下はひんやりしていた。
桜はほとんど散っていて、ピンクのじゅうたんになっていた。