当時中学3年生の私は
祖父祖母からの虐待、学校からのいじめ。
そんな傷だらけになりながら親戚の集まりに参加していた。
私は中学一年生の頃からYou〇ubeで歌い手としての活動をしていた。
それまではボカロPとしての活動をしていた。
私の両親は私が小学三年生のときに事故で亡くなった。
私の両親は世界ですごく有名なトップミュージシャンだった。
生まれた頃から両親のライブや歌を聴いていたり、機材を触ったりギターを教えて貰っていたから虐待やいじめで削られた心の穴を埋めるようにボカロP、歌い手としての活動にあけくれていた。
早く高校生になって1人暮らしをしたい。
幸い、歌い手とボカロPの活動でお金は普通のサラリーマンやOLの人よりも全然あった。
そんな時にまふまふさんと出会い、幸せになっていく少女のお話。
早く帰って歌いたい…人混み苦手だなぁ…
ココアちゃん、久しぶりね、元気だった?
あ…お久しぶりです、元気でしたよ
おぉ、久しぶりだなぁ。
こんなに大きくなって…
あ、ココアちゃん!久しぶりだね
(ココアちゃんって、歌い手のココアさんに声似てるし名前おんなじなんだよな…いやでもまさか…ね)
真冬くん…久しぶり。
ココアちゃん、少しお話があるのだけれど…いいかしら?
…?はい、いいですけど…
ココアちゃん、君、おばぁちゃんとおじぃちゃんから虐待を受けていないか?
っ…受けていない…です…
ココアちゃん、私たちは敵じゃないわ。
もし貴方が虐待を受けているのなら、中学生の間だけでも私たちの養子になって欲しいの。高校生になったら一人暮らしでもなんでも出来るから、それまでは元気に暮らして欲しいから…
……私の…敵じゃない…?養子…?
ココアちゃん、正直に話して欲しいの。
痣とか多いし…ココアちゃんの祖父祖母のひとたちがココアちゃんを見る時すごく怖い目をしてたし、ココアちゃん怯えてたから…
あ…えっと…あ…う…
ゆっくりで大丈夫よ
すー…はー…すー…はー…
大丈夫そうか…?
はい…
えっと…私は虐待を受けて…ます…
…!!やっぱり…
あの祖父祖母、もともと親戚内でも評判悪かったから心配で…話してくれてありがとう
そうか…辛かったなぁ…
大丈夫…です…
そうだ、僕一人暮らしなんだけどさ
…?うん…
僕と二人暮しするか、僕も両親と同居するか、どっちがいい?
えっ…?
ココアちゃんが今行ってる中学校で中三までい続けたいんなら僕が○○中学校の学区に引っ越して、そこに僕とふたりで住むか、転校して僕の両親と住むか…なんだけど
すまないな、俺達も仕事があるから引越しは難しくてな…
あっ…いえ…!全然大丈夫…です
あの…
ん?どうかした?
私が真冬くんのご両親のところに住まわせてもらったら、真冬くんには会えませんか…?
全然会えるよ!?ココアちゃんが両親のほうの家に行って中学卒業するんなら僕は両親のところにいようと思ってたし…
そう…なの…?
えぇ、私たち夜遅くまで仕事だからココアちゃんのめんどうをみてほしくてね、一応選択肢を与えたかったし…
ありがとう…ございます…(泣)
じゃあ俺たちの家に来る感じで大丈夫か?
はい、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします…(泣)
ココアちゃん、よく頑張ったわね、えらいわぁ(´。・ω・)ノ゙
そうとなれば早く荷造りしないと!
ココアちゃんの祖父祖母には俺から話を通そう。さすがに警察官の俺相手にはあのめんどうな祖父祖母も潔くココアちゃんをくれるだろ
そうね、頼んだわ。
ぐすっ…ほんとにありがとうございます…(泣)
大丈夫だよ、それよりお父さんが話してる間にココアちゃんの家に行っていろいろ運び出しとこう、急がないと
そうね、ココアちゃん行きましょう!ほら、手繋いで
あ、はい…!(手繋いで歩くのなんていつぶりだろう、中3にもなって手を繋ぐのが嬉しなんて…すごく暖かい…)
----ココアの家----
ダンボール持ってきたよー、持っていくものってどこら辺にある?僕詰めとくよ
あ、ありがとう…えっと…ここら辺にあるもの詰めて貰えると助かり…ます…
ふふ、無理に敬語使わなくて大丈夫だよ、中三までは家族なんだから!ね?
あ…はい…あっ、うん!
うん、それでおっけー!
えっと…この機材はここに入れて…壊れないようにこうして…ギターは手で持っていこう…
あれ、このギターって…
お母さんとお父さんがくれたギターだよ
ってことはまさか…!?
…どうしたの?
ココアちゃんって、あの歌い手のココアさん!?
えっ…あ、うん…そうだけど…
え!?ほんとに!?僕大ファンで…!!!
あぁぁそれと!!!ぼく歌い手のまふまふ!!!知ってる!?
えっ…まふくん!?
あなたたちどうしたの?あら、ココアちゃんのギター、綺麗だわね…お父さんとお母さんがくれたやつだっけ?
あ、はい…そうです
あ、そうだ!言うのを忘れてたわ、真冬。
この子、歌い手界のココアちゃんらしいわよ。
今知ったよ!!!なんで早く言ってくれなかったの!?僕大ファンで…もうほんと大ファンで!!!ってそれより!!!中三であの歌唱力と作詞能力がすごくて!!!!ってココアさんが中三だったの今知ったんだけど!
あっ…私年齢公開してないから…
まさか…遠い親戚に僕のあこがれ(ほぼガチ恋)の人がいるとは…
私も真冬くんの歌好きでよく聞いてるよ、私の作ったボカロの曲絶対原キーで心込めて歌ってくれてたからよく聞いてた…
っ!うれしい!!!!!
なんかよく分からないけどよかったわね…w
あっ、お父さんから連絡だわ
ああ、お母さんか?今問いただしたところ、虐待を認めたから養子にできると思うぞ。
ほんとう!?よかったわぁ…こっちもそろそろ荷造りが終わるからすぐ行くわ。
あぁ、わかった。
よしっ、ココアちゃん、無事に私たちの養子になれそうだわ。
ほんとですか…?ありがとうございます…!
迷惑かけてばかりでごめんなさい…
全然いいのよ!ココアちゃんの両親はほんとうに助けられたし、ココアちゃんのことをすごく大切にしていたからね。
今度はこっちの番よ!
そうだよココアちゃん!歌い手としての話もできるし…!僕は良いことづくしだよ!w
ふふ…w真冬くんおもろしろい…w
あら…(笑った顔を始めてみたけどすごく可愛いわ…○○(ココアの両親)にそっくりね…)
…?
あ、ごめんなさい、なんでもないわ
さ、車に戻ってお父さんと家に帰りましょう!
あ…はい!
----------------------------------------------------------------
っと言う感じで、どうも!作者です!
新しい作品のスタートです!
出来れば毎日投稿か、一日二回ほど投稿出来ればなと思っているのでどうかよろしくお願いします!
あとから他の歌い手さんや、いろんな人達も登場してくるのでお楽しみに!
では、また次回お会いしましょー!
おつくれ
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!