第3話

また、見れた。 byシルク
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2018/03/21 20:38
ガラガラガラッ
シルク
あなた、こんにちは!
記憶、戻ったか?
あなた

そんな早く戻るわけないじゃないですかw

シルク
そうだよな・・・
でも、俺は、早く戻る事を信じてる。
例え、あなたがいつまでも思い出せないとしても。
あなた

あの、シルクさん。
私、シルクさんと友達だったんですか?

シルク
そう。
あなたは俺と友達だ。
今もな。
そう。
ただの友達。
でも、俺は、あなたは、大切な人だ。

あなた、早く、記憶を戻してくれ。
お願い。
あなた

あの、シルクさん。
どんな事をしていたか、教えて欲しいんですが。

シルク
あなたは、俺と遊びに行ったりしてた。
テストで競い合ってた時もあったっけ。
高校生で、一人暮らしで。


時には、ケンカしたりしたけど、笑い合う方が多くて。
俺にとっては、大切な存在だった。
あなた

そうですか。
ごめんなさい。
シルクさんにとっては、私が大切な人なのに、私、思い出せなくて・・・

シルク
なぁ、あなた。
一つだけ、お願いがある。
あなた

なんですか?

シルク
俺の事、呼び捨てとタメ口にして欲しい。
あなた

そんな事ですか。
もっと難しいお願いだと思ってました。

あなた

シルク。
これからも、よろしくね!(ニコッ(*^^*))

また、見れた。
あなたの笑顔が。
あなたが笑顔になると、俺は、幸せだ。
早く、伝えたいな。

『好きだ、付き合って』と。
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作者
見て下さってありがとうございます。
記憶喪失、悲しいですよね。
これからも、よろしくお願いします(。_。*)
シルク
せーの!
みんな
( ๑≧ꇴ≦)ゞアデュー!

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