第17話

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946
2019/09/11 07:35









«レペゼン地球が日本一»



『ども、あなたでえぇす』
※DJうぃる




『あれ、またうぃる1人やん、とか言いよって閉じんなよ?

今日はみんなが大好きなメンバーもちゃーんと出よるけん』





『今日の企画WAWAWAWAWAWA!』





『妊娠ドッキリ〜!!』


※ありがちか




『ありがちかって思ったそこの君!
そうなんだよね、ありがちやけどやってみたいやん?』



『元セ.フレ くんと遊んでる時に思いついたんよね。
思い立ったら即行動ということで昨日の今日で
動画回してます。』



『取り敢えず、社長からかけて行くんやけど
そこは普通にかけて、今日急遽みんな集めたんよね
で、みんな集まったところで話があるって言うんやけど
ちょっとモジモジしてるところに元セフレくんに
電話掛けてもらって喧嘩して〜みたいな?

まあ、見てたらわかるっしょ!笑』


※DJうぃるのここがダメ
雑すぎる企画説明






DJ社長! Let's go!


※コンビニに行ってた社長、脇、まるが帰宅
銀ふぉいはまだ来てない



脇 「あなた、こないだ美味しいって言ってたやつ
買ってきた〜」


※脇ファン歓喜


『あ、脇、ありがと』
『社長、ちょっと話よか?』



社 「あ、よかよ」




『社長の部屋行きたいんやけど』





社 「ん、了解」



脇 (社長が呼ばれた…)

ま (どうした?)








社 「で、どしたと?」


『あのさ、その…』


社 「ん?」


『…赤ちゃん出来た』


社 「…」


『…(え、何この時間…)』


社 「誰の子とかは分かっとるん?」



『元セフレやと思う』



社 「そ、でどうするん?」



『え、いや、あっちは産んで欲しいって。
私は…下ろしたい』

※クソ女誕生!!!w


社 「分かった、そこは俺が口出しする範囲やないけん
なんも言わんけど、もう一回ちゃんと話し合え」




それだけ言うと部屋を出ていった社長。
セットしてた隠しカメラに顔を向け

『怒ってた〜…』

と一言。一回カメラを止めて、何かあったとき用に
また撮り始める。



少しして部屋を出るとみんな揃っていた。





ふ 「あれ?あなたおったと?」


『、、うん、おったよ』


銀 「元気なかと?」


『そんなことなかよ』






『みんなに話したいことあるんやけど…』


脇 「なんと?」



『その、ね……』


※モジモジターーイム!!!







ふ 「え、なんも言わんかったら分からんよ」





『うん、あ(prrrr_ prrrr_)

ごめん、でる』



※タイミングばっちしか


わざと音量を上げてみんなにも聞こえるようにする




『…もしもし』

(( やっと出た ))


脇 (男…?)




『ごめん、』

(( あなたは気持ち変わらんの? ))


『変わらん、産むのは嫌や』



ま 「は、」

ふ 「あなた、出来たと?」

銀 「知らんかったばい」

脇 「俺も知らんかった」




(( 俺が育てるって言っても産まん? ))


『育てれるように思えん、産むのはこっちやん
痛い思いすんのもこっちなんよ?』


(( はぁ…もういい、後でまた連絡する ))






社 「あなた、子供出来たんやって、元セフレの子。」


ふ 「社長は知ってたんすか?」


社 「俺もさっき聞いた」


ま 「あなたは産まんと?」


『産まん』



銀 「相手は産んでって言っとるちゃろ?」



『でも、産むん私やもん、痛い思いしとーない』

※クズすぎる言い訳
※ここでふぉいに動きが!!






バチンッ___

部屋に乾いた音がなり、頬が陣わりと痛みを呼び起こす




『いたッ 』




ふ 「お前がそんな奴やと思っとらんかった」




ま 「ちょ、ふぉい」




脇 「まる、いいったい」





どんどん距離を詰めるふぉいに圧倒され
もうドッキリをほぼ忘れていた。



ふ 「お前が痛い思いして産むのはそうっちゃん。
確かに、男からは産まれんし
女は馬鹿ほど痛い思いして産む。
あなたは痛い思いしとーないんやろ?」




『…』




ふ 「なぁ、聞いとんの?」




怖い。ただこの状況で完璧に悪いのは私なので
みんな怒ってる、というかそう言われるのも無理ない
という空気感。




『、、そう、です』




ふ 「え、じゃあ、なんたい
赤ちゃんは痛い思いしてもよかと?

産まんなら確かにお前は痛い思いしんとよ
でも、お腹にいる赤ちゃんは殺されるんよ
どうやって下ろすか知っとー?
メスで赤ちゃん切るっちゃん
赤ちゃんバリ痛い思いしよるよ

お前は自分に非があるのにも関わらず
全く悪くない赤ちゃんを殺すってことやろ」





脇 「ふぉいも一旦落ち着いて」




銀 「あなた?赤ちゃん殺すと?」




そんなうるうるのお目目で見ないで銀ちゃん。
私も泣きたいったい。





『…みんなに捨てられとーない』



詰められて頭真っ白になって出てきた言葉。
本音なのかもね。




ま 「は?誰が捨てるなんて言ったと?」





『痛い思いはもうよかっちゃん』

※もう良いみたい



『でも、捨てられるのはもう嫌や。
赤ちゃんおるからどこにも行けんくなって
そんなん邪魔者やん。
もう邪魔者になりとーない、社長に着いてくって
決めたっちゃん。捨てられたら私これから
どうしたらいいとかいな』






脇 「あなた、勘違いしとーよ」




脇 「俺らは例えお前に子供が出来ても
捨てることなんて絶対ないし
あなたが1人で育てることになったら
みんなで一緒に育てるし。
周りからなんか言われよっても
俺らは味方やけん」




ま 「あなたも不安なんよね、事務所に赤ちゃんおったら
みんな女のとこなんか行かずに事務所籠るっちゃね」





銀 「いや、事務所に赤ちゃんなんておけんばい。
事務所バリ掃除しないかんけん、チバに頼も」

※結局人任せ




ふ 「社長は?社長はどう思うんすか」







社 「え、俺はドッキリやと思っとう」

※え?







「「「「『 は?! 』」」」」





社 「さっきカメラ見つくったっちゃん」

※ バレてたあぁああああ!






『うっそ…』




銀 「え?あなたドッキリ?」




『…ごめん、ドッキリ』




ま 「おぉ、良かった、んか?」





ふ「俺ぇ!え、バリ真剣に怒ったっちゃん」






『正直怖すぎて泣きそうやった』






脇 「バリ真剣やったけん、みんな」




銀 「てか、誰も予想してないラストすぎwww」





ま 「間違いないwwww」





社 「どこでネタばらしするんかなあって思ってたw」






ふ 「だから全然喋らんかったんw」





『え、そういうこと?だから二人で話した時も
全然なんも言ってこんかったと?』






社 「そうそうww」

※まさかのだいぶ最初にバレてる






『まじかあ…』

※素直にショック







ふ 「うわあ、俺もやばい、変なキャラ付きよーやん」







脇 「ふぉいファンが湧くっちゃねww」







『はい、じゃあもう終わり!』






ま 「いや突然ww」






『社長が変なとこでバラすからオチが過ぎてったんよ』




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____________


ドッキリってバレなかったら社長が1番怒ってそう(良い意味)



脇は安定の見守りやし
ふぉいは色々知っててちゃんと怒ってるし
銀太はいつも通りみたいに見えるけど 4:52 〜の
話始まった辺りから誰よりも真剣な顔して考えてるし
まるはうぃるを安心させようとしてる
そこら辺の男より出来る男集団、レペゼン地球。





あなたちゃんが圧倒されすぎてマジの演技やんw






ふぉいカッコよすぎ






みんなあんま触れてないけど
まるがふぉいを止めようとしたのを止める脇が
かっこよすぎてやばい。





事務所に赤ちゃんはダメ!ww
それこそ死んでまう!





お前に非があるのに悪くない赤ちゃんを殺すんか
ってほんまにそれでしかない。
よく考えてほしいよね。








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