第19話

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2019/09/16 13:57










社 「あなた〜、打ち合わせ行くけん起きろ〜」






夢から抜けるとそんな声が頭上から降ってきた。



社 「お前寝るなら部屋行きーよ、風邪ひくけん」




『馬鹿は風邪ひかんけん大丈夫〜』




社 「そうですか、そうですかw」




『ん〜!』




社 「呑気に伸びとーやんw あと1時間で出るけんな」




『はーい』





昨日の夜リビングで仕事をしたまま寝落ちしたらしい。
おかげで首と背中が痛い…(また痛い朝やん)


あ、まだ途中やん。


目の前に開かれたパソコンには幕張の最終精算資料が
中途半端に残されている。
終わらせようと手を動かした。




「あれ、あなたおはよ」




『脇、お風呂入っとったと?』




脇 「うん、ってか、朝から仕事しとーと?」




『昨日寝落ちしたけんラストかけとー』




脇 「へぇ〜」





へぇ〜ってなんや?!
自分から聞いといて、ほんまにもう。



『あと、服着て出て来よ』



下半身だけタオルを巻いたほぼ全裸の脇くん。
どうやら、私はもう女扱いされてないらしい。



脇 「今更っちゃね、全部見とーやん」



ニヤッと笑う脇、これに弱いんよね、はぁ…




『それは雰囲気ありでやし昔の話やけんね』




脇 「え〜、まあ別に見よったことには違いないけんね」




そう言うと服を取りに部屋へ戻って行った。




『、、あ、やらんと。』



またパソコンに集中した。
ちょっとしてコーヒーに手を伸ばすと
周りには社長以外が揃っていた



『あれ?いつの間におったとね』




ふ 「20分前とか〜」

銀 「あなた声掛けても全然気づかん」




『もう20分も経った?嘘やん』





流石にこんなちょっとで20分は…
なんてスマホに手を伸ばしたらディスプレイには
9:28の表示



『は?もう30分やん』




本当に20分以上経っていたらしい。



ま 「あなた、最近仕事ばっかやなか?」





『そ?まあ、みんな全然仕事しやんもんww』




脇 「あなた〜、社長が準備出来とる〜?って」




編集部屋から出てきた脇はもう服も着てて
髪も乾いていたのでまた時間を感じる。




『やば!まだなんもしとらん』
『お風呂入ってくる』




それだけ言って着替えを持ってお風呂へ走った。




『体感時間5分くらいやったんやけどなあ…』



ドライヤーで髪を乾かしながらそんなことを呟くが
すぐにドライヤーの音で掻き消されてしまった。










社 「行くぞ〜」




『は〜い!』





       「いってらっしゃい〜」











「この日から始める予定でいいですかね」




社 「あ〜、大丈夫っす」





『じゃあ、その日からで』







「はい、よろしくお願いします」





社 「こちらこそお願いします」

『よろしくお願いします』







そんなこんなで次の企画等々が決まりました笑
社長とお昼ご飯としてラーメン食べに来ました〜!




『あ、そういや幕張の精算終わっとうけん送っとく』




社 「おぉ、助かるぅ〜」





『なんそれw』






社 「いやでもマジで助かる、ありがと」






『へ〜い、食べたしアイス買って帰ろ』






社 「ハーゲンダッツ〜!」






『もち、社長の奢りやけんね?』







社 「嘘だろぉ〜」







『やけん、なんそれww』







ってことで仲良く2人でアイス買って帰りました笑










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