第9話

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1,017
2019/08/31 00:12











何回もアナウンスされ、前座の映像が流れる会場。






《背中5454〜♪》




数字を刻むに連れ大きくなっていた黄色い歓声は
次第に疑問符を付け不穏な空気が流れる。

ライブなのにステージ上には誰もいないのだから。









このまま帰る
▶︎タイムリープする







もう一度上がる歓声にこれは夢かと思う程。



















チ 「ちょっとあなたに電話掛けてみてもいいっすか?」




「あぁ、はい!」





_ prrrr




_prrrr






_prrrr







_prr

「もしもし」


チ 「は?男?」







「そうですけど、なんか用っすか?」






チ 「なんで?てかあなたは?」




「あ、うぃるちゃんヤ.り終わって爆睡っすよ」




チ 「てか、誰?」




「チバニャン、会ったことありますよね?w」







ここで顔が映されたのかまたもや歓声が上がる







「俺っす、わきをですww」





チ 「は?わきを?!」





わ 「今更、wwで、どしたんすか?」





チ 「あ、もう後10分でライブ始まんの!幕張まで連れてきて!」





わ 「まじっすか!!でも、爆睡してるしヤり過ぎで腰痛い」






チ 「知らねえけどとにかくさっさと連れてこい!!」













チ 「あなたも来れるみたいです!!あぁ、まじ良かった
こいつがいないとファン半分いなくなるっす…」














そんなこんなで流れる前座もあと少し。
私の鼓動も増す歓声につられ大きくなっていく




『ふぅ、、私なら出来る』







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