第11話

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951
2019/09/03 03:05










社 「次の曲がラストやけん」




))えぇー!!









無事アンコールで出てきて琉球アイランド、リメンバーを
歌い終えた。
幕張ラストの曲は -0-Tokyo






緊張してる。




なんで?って?


さっきまでは解れてたけど、このタイミングで
サプライズがあるからね。




社長の喋りが途切れた瞬間、暗転するステージ。







))え?
))なになに??





ファンのみんなが困惑する声が聞こえると同時に





社 「あれ?」
ふ 「停電っすか?」
ま 「あっちはついとーよ」
脇 「スタッフさ〜ん?」
銀 「放送事故…w」




横からも困惑の声が聞こえる。









『みんな。』









私の一言でステージ全体に薄暗い照明がつき
一筋のスポットライトが私を照らす。






『今日は5人にサプライズがあります』







黄色い歓声と共にまたもや横からは困惑の声。






社 「は?聞いとらんで?」




『言ったらサプライズやなか』





ま 「え、時間どうすると?」





銀 「時間なくなるばい」






『この後15分の撮影タイムあるっちゃん
可笑しいと思わんかったと?』






脇 「あー、なんかあったっちゃね」





ふ 「え、まじで言っとー?」






『まじよwwまあ、ね、こないだLINELIVEで
ファンの子にも言われよったけど
みんなに手紙を書いてきたww』




))fu〜!!!
))やばい!!
))きゃーーーーー!

))泣く!それはなく!






いろんな言葉が聞こえる中、やっぱり横の人達は
固まったまま。








『それを読みます。』






ポケットから出された封筒





ま 「マジなやつやん」




銀 「あなたが書いたと?」





『あなた以外に誰が書くんよw』





脇 「え、俺もう泣くっちゃけど」






ふ 「俺らに手紙の文化なんてないっちゃん」






『ギリLINEの文化も来とらんもんねw』






社 「え、1万5000人の前で5人に向けて手紙読むと?」





ま 「バリ贅沢っちゃん」





『あ、裏で読もうか?ww』





))聞きたい〜
))ここで読んでー!





銀 「何書かれとーかなw」





『手紙って言っても感動とは限らんとね』





脇 「まさかの日々の不満とかww」






社 「日々の不満言いよったらそれはそれでおもろいけどねw」






『まあ、じゃあ読みますねw』









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