あなたside
私は走った
無我夢中で走った
ただひたすら有岡先輩のことだけを考えて……
先輩…どこにいるんですか…
有岡side
俺はあなたの教室まで来た
何しに来たかって?
もちろん告白だよ…
あ、でも今じゃないよ?
放課後ね
放課後屋上に来てもらえないか聞きに来ただけ
あなたー?
あれ?いない
あ!有岡先輩!
あなたまだ来てませんよー
あ、そう…
ありがとねー!
なんか用があったら言っときましょっか?
んーいや
大丈夫
そーですかー
分かりましたー!
じゃバイバイ
はーい
まだあなた登校してないのかー
遅いな
あなた…はやく来いよ…
とりあえず屋上行こっと…
あなたside
ハァハァ…
久しぶりに走ったかも
疲れたー…
じゃなくて有岡先輩!!
探さなきゃ!
とりあえず教室にスクバ置きにいこー
ハァハァ…遥香ーおはよー
どーしたのそんなに息切らして
あ、さっき有岡先輩来たよー
ヴェ!!
まじで!?
う、うん…
わかった!
遥香ありがと!!
はーい
あ、頑張ってね((ニヤニヤ
え、あ、うん!
頑張る!
あら、やけに素直じゃん((ボソッ
ん!?なんか言った?
うげ!この地獄耳野郎((ボソッ←
なんも言ってないよー!((ニコッ
行ってらっしゃい!
うん!
行ってくるでー!!!←
とりあえず先輩の教室から
有岡先輩いますかー?
あ、今いないよー
屋上とかいるんじゃない?
あ、そうですか
ありがとうございます!
ほーい
屋上…
疲れた…ハァハァ
ドアを開けるとそこには…
ふふw寝てるw
寝顔可愛いw((ツンツン
んっ…
ってえ!あなた!?
はい!
先輩おはようございます!
あの先輩に言いたいことがあって来たんですけど…
ってか先輩さっき教室に来たんですよね?何か私に用がありましたか?
お、おはよw
俺も言いたいことがあって教室言ったんだよねw
あ、そうだったんですね
先輩の用ってなんですか?
え、えっと
放課後ね時間ないかなー…って思って
あーありますよ?
なんでですか?
ま、まぁー内容は教えないよ!
えーなんだー
あ!私先輩に伝えたいことがあってきたんでした!
ん?何?
もしかして伊野ちゃんと付き合ったとか?
んなわけないじゃないですか!
あーそーなの
でも、伊野ちゃんのこと好きなんでしょ?
え?
好きじゃないですけど
ってかさっき告白されて断ってきたところです!
え?まじ?
はい
あの…
私ですね?先輩のことが…すk
あなた
まってそれは先に言わせて?
俺あなたが好き
あなたが入学してからずっと
一目惚れかなw
こんな俺で良ければ付き合ってください!
え、うそ…(涙)
え、やだった?
そんなんじゃなくて(涙)
だって先輩私のことなんて好きじゃないってら思ってましたもん!(涙)
なわけないでしょ?
まぁーでも、好きじゃないな
え!?
どっちなんですか?
ん?大好きだよ
愛してる
んぇ!
まだ返事聞いてないんだけど
あ、そうでしたね
私で良ければお願いします!
あなたがいいんだよ!
すると先輩の唇が私の唇に降ってきた
ふふw
照れてる?
顔赤いよ?
そ、そういう先輩こそ!
顔赤いですよ?
う、うっせ!
先輩?
なんだよ
好きです!
大好きです!
っ////不意打ちはダメだろ
この後HRが始まるまで
屋上でイチャイチャしてましたとさ
その日の放課後
あなたー!一緒に帰ろ!!
これからずっとこの大好きな先輩の
「あなたー!帰ろー!!」
って言う声が聞けるんだな…
ーendー
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夢主の親友ポジになったので全力で作品を盛り上げたいと思う
今世がまさかの(ある意味)王道夢小説の世界だったけど夢女子の一人として不満が満載なので総力を尽くして作品を盛り上げたいと思います 「夢主また屋上でボカロ歌ってんな」 ______ ある日、前世の記憶(限界夢女子時代)が蘇った主人公『親友』。そんな彼女が生活する今世はかつて自分が好きだった作品の"夢小説"の世界だった。 この世界を読んだ人が楽しめるよう盛り上げるべく立ち上がる親友。 夢小説あるあるな展開を作り上げたり、キャラクター達の口調を正したり、時には推しを眺めたりして、今日も彼女は夢主の隣で暗躍していた。 今日も波瀾万丈な夢小説生活が始まる。 ※この作品は、夢小説や夢小説作家の方々を批判するものではありません すでに投稿した文章を時折修正する可能性がございますが、内容には支障をきたさないようなるだけ注意させていただきます 夢小説あるあるをコメントしていただけるとありがたいです 作品内で使わせて頂く可能性があります 表紙は自作です
- ノンジャンル
「百花繚乱」と私。〜悪の組織と秘密の任務〜
━━「百花繚乱」って知ってる? ──え、あの都市伝説って言われている? ━━そう、悪の組織から私たちを守ってくれるっていう組織 ごく普通の高校生、楠若葉。ある日、都市伝説とも言われている「百花繚乱」のリーダーからスカウトを受けて────!? これは、私達が悪の組織に立ち向かう物語。 表紙画像 菜月様 https://mobile.twitter.com/0802_na_ 2022/5/17 シルバーランク ありがとうございます! 2022/5/24 ゴールドランク ありがとうございます!
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転ばないで
俺たちは何ら変わらない学生で 遊んで、勉強もして 夢も持って目標に向かって 学校生活を送っていた。 毎日が変わりない楽しい日々 こんな風に大人になっても 馬鹿みたいに笑って 社会の愚痴言って 友達と繋がるもんだと思っていた。 ただ、その当たり前が崩れたのは "あの日"がはじめてだった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!