長尾「みっちーはドラマとか映画とかで東京に来る事が多くなった。大先輩とも共演してて皆で羨ましいな~僕らも頑張らんとなって話してた。みっちーも沢山ドラマ出れて大先輩とも共演できて嬉しそうやった。
…けど本人も気付かんとこで相当なプレッシャーやったんやろうな。1回だけしんどいって言ってたんや。」
「最初は今まで以上に仕事も増えたからかなって。けど様子が違った。撮影で東京に行った時せっかくやからって買い物してたらしい。そん時前仲良くしてたJrに会って声掛けたんやけど「調子乗んなよ」って。
…僕らも気付かんかったけど結構言われてたみたいで…悔しかってん。一生懸命仕事頑張ってるのにちゃんと自分の力で次に繋げていってるのになにわ男子の知名度を上げようと頑張ってくれてるのにそんな事言われてんのが」
『そんな酷いこと…』
長尾「相当傷付いてほんまにしんどそうやったけど仕事はちゃんとせなあかんって頑張っててん…そんな時あなたちゃんと初共演したあのドラマが決まった。
僕はみっちーが壊れてしまうんやないかって怖かった。けどみっちーは誰にも言わず戦っとった。マネージャーさんから1番歳が近い新人の女優さんがいるから仲良くしてあげてって言われて、自分の事で精一杯やろうに仲良くしよ!なんて言ってた。」
そんな事があったのに、明るく話しかけてくれたんだ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。