さて、あれから数時間後…皆とも打ち解け名前で呼んだりタメで話したりするようになった
そして数名出来上がってる方がちらほら……
なんせ皆成人済みでお酒を飲んでるからね。
高校生だった駿佑と長尾ちゃんが成人って…時の流れはや〜
けど意外な事に長尾ちゃんは結構強い。丈くんや恭平は淡々と飲んでる。大ちゃんは今にも寝そうではっすんはいつもの倍うるさい。イメージ通り弱い駿佑と流星。流星も今にも寝そうで、駿佑はというと厄介に絡んでくる。
道「俺たちはな〜あのドラマの時に初めて会ったんよな~あの時のあなためっちゃ緊張しとってな〜」
さっきから私との出会いを延々と話してる。
長尾ちゃんはずっと聞かされてるのに「うんうん、そうやなぁ〜」って。天使か
高橋「あなたちゃんもう空やない?次なん飲む?」
え、まだあるん?どんだけ買ってきたん?
『あー私もう水でいいよ』
道「ちょ、恭平!!!抜け駆けとか許さへんで!あなたに近づくな!シッシッ」
『気にかけて言ってくれただけやん……』
藤原「みっちーが酔ったらこんななるとか意外やなあ」
大橋「可愛いみっちーが更に可愛なったなぁ!嬉しいわ~!!」
道「大橋くんそれほんまに思ってるんですか?馬鹿にしてません?」
え、ボリューム馬鹿すぎん?
そしてこの騒がしい中、大西畑は寝ていらっしゃる。よく寝れるな…
私は比較的平和な長尾ちゃんの元へ避難した。
長尾「いや〜騒がしいっすね~でも許したってくださいね笑」
『怒ってはないけどね笑でも駿佑があんな風になるのが意外で』
長尾「安心できるからやろな〜最初はメンバーにもなかなか心開いてくれへんかったけど段々開いてくれて、グループで活動してってデビューしてもっと素出してくれて…あとはあなたちゃんのおかげでもあるかな」
『私?何もしてないけどな~』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!