第82話

80話
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2021/03/21 17:13
道枝side

つい長尾に声を上げてしまった。みんな心配してくれるのは分かっとる。

けど俺は完全に冷静さを失っていた。


あなたに何があったか、そんなん俺が一番聞きたい。けどどうやって…

大西「マネージャーさん…あなたちゃんのマネージャーさんなら何も知らんはずないやろ」

西畑「確かに、それはそうや」

大橋「明日みっちーオフやろ?マネージャーさん探してみたらええよ。俺らも出来ることはするから」

藤原「そうやな。謙杜と恭平もオフやったな。一緒に行ってあげて」

長尾「わかりました」高橋「うっす」


『本当にありがとうございます…』

大橋「ええんやって〜とりあえず今日は帰ってゆっくり休みや」


そうして今日は解散になった。



翌朝、探していた人は探すまでもなく自ら俺の前に現れた。

とりあえず部屋に上がってもらってグループLINEに事情を説明した。

話を切り出したのは舞さんからだった。

マ「私から、あなたの事本当にごめんなさい。あの子も苦しい決断だったの。私が色々言うより…これあなたから預かった道枝くんへの手紙。本当は、今渡して欲しくないみたいなの。でも、私もう耐えられなくて…道枝くんにしかあなたは救えないの」

泣きながら、舞さんは訴えてるように見えた。

『あなたは今どこにいるんですか?』

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