『手術してもどうせ1年くらいしか生きられないなら、やっぱり今の仕事をやり切って手術したいです』
マネ「あなた!自分で何言ってるか分かってんの?そうやってる間にどんどん病気が進行していくんだよ?そしたら、もう取り返しがつかない……」
ごめん、舞さんを泣かせてまでする決断が正しいかどうかもう今の私には考えられない。
医師「マネージャーさんの言う通りです。今すぐ手術をしないのは危険すぎる。仕事をやり切る前にあなたの体が持たない可能性が高い」
『それでもいいです。お願いします、』
医師「…手術には本人の希望が最重視されます。今のお仕事をやり終えたら必ず手術すると約束するなら、一旦抗がん剤での治療を進めます。しかし、病状が悪化した場合すぐに手術を行います。それで本当によろしいですか?」
『はい。よろしくお願いします。』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。