ちょっと待って、?頭が追いつかん。
まず、祐希が結婚。それは本当におめでとう。はい終わり。…いや少し引きずるかもやけど、強制終了です。はい次。
……駿佑が、私の事…?
しかも初めて会った時からずっとって言ってた、よね?
思い当たる節がない事は、ない…けどそれは駿佑が私の事を姉のように慕ってくれていて懐いているだけだと思っていた。
駿佑の事は好きだ。ファンだったし、まあ今もファンだけど…。一緒にお仕事をするようになって彼を人としても好きになった。
けどその好きは恋愛の好きではない。
いや、まず私が駿佑を男として好きになったとして!釣り合わんすぎるやろ……駿佑にはもっと良い人がおる…
…もう1人で悶々と考えるの疲れた
ちゃんと駿佑と話し合おう、そうしよう。
話し合い、大事よね(゚ー゚)(。_。)ウンウン
道枝side
あなたが勢いよく風呂入りに行って、俺はあなたと初めて会った時の事をしみじみと思い出してたけど……
上がってきたらどうなるん?
考えられるパターン
1、無視
…いやあなたはこれはせんわ。次
2、なかった事にされる
少しありそうやな…1番辛いかも…いやまあこれもないか…
3、話し合いの場が設けられる
ありそうやな…けど何について話し合う…いや俺が告った事しかないな、え、でもあれ告ったうちに入る?肝心な事は言わせてもらってないで!
んーあとは…
『駿佑~上がったよ~』
あ、上がってきた。どうすんのやろ……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。