帝国図書館───
NO side
よく来たな、別の世界とやらで暮らす太宰に中原…
芥川、ご苦労だった。また頼むようで申し訳ニャイのだが、こちらの中原に中島、秋声を呼んできてくれ
わかりました。
……僕はこっちに戻ってきた方が?
あぁ、向こうの芥川に中島も奥に居るからな…戻ってきてくれ
太宰に中原の2人が青髪の男に案内され、館長代理とやらの居る部屋まで来る。
……まさか館長代理ネコで、しかも喋るだなんて二人は思いもしなかっただろう。
……ねぇ中也、今1番気になることは?
喋る猫
即答した中原の答えとは正反対に、太宰は驚く様子もない。
ただ落ち着いて何かを考えようとしているのだ。
やっぱりそれくらいしか気にならないのだねぇ…確かに私も少しは気になるけど。
それよりもあの猫の言葉だよ
あ?
"向こうの芥川に中島も奥に居る"
…それってつまり私達のよく知る二人じゃないかい?
……芥川に人虎が?
そして先程の青年にも芥川と呼んでいた…
つまりここには───
ニャにをしている、二人共。
早くこちらへ来い
……話はあの猫が詳しく教えてくれるみたいだし。行こう
……チッ
芥川、と呼ばれた男と交代に、今度は猫に案内される。
着いた部屋の先には────
.☆.。.:*・°.*・゚ .゚・*..☆.。.:*・°.*
だからどうして僕が呼ばれなきゃいけないのさ?どうせ地味なんだから役に立つことなんてないし、放っておいてくれてもいいのに…
んなもん聞きてぇのはこっちだよ…
いきなり着いて来いって…そろそろ意味くらい教えろ!
………
不思議そうな目をして急かすように問いかける中也に対し、芥川は何処か遠くを見つめるように、まるで全てのことを理解しているかのような目をしたまま何も答えない。
……潜書…とかじゃないですよね?
このメンバーでなんの本に潜書しろっていうんだか…
…まぁ呼び出したのはあの化け猫らしいし、その可能性も無いとは言えねぇけど
館長代理だしね。
一応いざとなったら戦うこともあるかもしれないし…
3人がそれぞれの執筆した本を手に取り、中原は銃に、徳田は弓に、中島は…まだ"もう1人の自分"にはなっていないが、両手に本を抱える。
……着いた。ここだよ
芥川の言葉を合図に3人が構え、扉の向こうを見つめる。
その先に居たのは、館長代理の前に大人しく座っている、見たこともない4人の男だった。
__To be continued
ーーーーーーー✄キリトリ✄ーーーーーーー
僕達の出番はまだ…か(苦笑)
だが、此処の作者は「次回には出す」などと云っていた。嘘だったのならば容赦はしないがな
まぁそう焦んなよ。
次は羽…だったか?パスするらしいぜ
今頃私達の世界はどうなっているのだろうねぇ……
それじゃあ今回はこの辺で交代!
頑張ってくれ給え!
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