第20話

あれ?私、変な人?
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2020/05/23 06:49
ななもり。
ななもり。
まずはナックル改良するから、その間にこれが欲しい的なの考えといてよ。
あなた

はーい

なんだろう、どういうのがいいのかな。
まずは、麻酔銃。連射できるやつがいい。
んで、相変わらずナックルは使うとして…んん?私、もうこれで良くね?
るぅと
るぅと
なにかいいのありました?
さとみ
さとみ
あなたのことだからどうせそんなに変わらねーんだろw?
あなた

うん、変わんないね。
やっぱりコナ〇の麻酔銃はめちゃ欲しいんだけど、そんなに他は惹かれないな〜…

莉犬くん
莉犬くん
やっぱり変わらないんだねw
皆笑う。私は結構真面目に言ったはずだったんだけど…もしかして、変なこと言ってる!?(今更)
ジェル
ジェル
でも俺は素手やで?
その場にあるもの使ったりすることもあるけど…ほぼ自分の身体で勝負やから。あんまり道具は関係ないと思うで?
ころん
ころん
そうだね…そもそもあなたの身体能力は僕にも匹敵するんだし、ジェルくんと同じよーに素手でよくね?
あなた

えっヤダ

だって私、ヤンキーやってるとはいえ痛いのは嫌いだもん。
そんな会話をしていると、もうナックルの改良的なのが終わったらしい。さすがだな。
ななもり。
ななもり。
暴れすぎないでね?
あなた

はいはいw

麻酔銃を作ってもらうことになり、結局そのまま解散になった。いつしか外は土砂降りの雨になっている。
さとみ
さとみ
げっ!
この雨はやべーわw
あなた

私、叔父貴に送ってもらおうかなー

といっても叔父貴は先生だ。だからそんなすぐに仕事を抜けられるとは思わないし…最悪、日が暮れるまで待たなきゃいけないかも。
るぅと
るぅと
僕、傘持ってます
あなた

おっ、るぅといれて〜

るぅと
るぅと
いいですよ((ニヤッ
あなた

??

るぅとの大きな傘に入り、隣で歩く。なんだか生徒会メンバーに睨まれた気がするが…
他の女子生徒がいたらこんなことしない…だってほかの女子は生徒会メンバーにお熱だ。ライバル視されたらたまったもんじゃない。

それにしても…るぅとは背が高い。
ころんよりもいくらか背が小さい私にとってはかなり大きく見えた。まぁジェルは巨人、ということだw
あなた

…あれ

るぅと
るぅと
どうかしました?
あなた

肩…濡れてるだろ

るぅと
るぅと
あぁ…平気ですよ
そう言っていつも通りの(堕)天使の笑顔で笑いかけてくる←
でも風邪をひいたら大変じゃないのかな?看病しろとか言われたら私も困るし。
あなた

ダメだ。お前の傘なんだからお前がちゃんと入れ。

るぅと
るぅと
僕はあなたに入ってほしいんですよ?
あなた

ぐぬぬ←

すると、るぅとがなにかをひらめいた顔になって…ニヤッと笑った。この顔は悪巧みの顔だ。でも何が起きるか分からないので構えておくしかできない。
るぅと
るぅと
じゃあ…もっとこっちに寄ってください!
そう言って私の肩を抱き、自分に引き寄せた。これで濡れることはほぼなくなったが、私の心臓は暴れ、緊張で震えが止まらなくなった。私の顔は笑っているけれど、きっと青ざめている事だろう。
るぅと
るぅと
寒いですか?((ニヤッ
るぅとからの攻撃はまだ続く。

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