第36話

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みんなが眠りについた午前1時
リビングのソファで一人、精神統一をしています



なぜなら私は今重大な局面に立っているから





絶対に開けないって心の中で決めていたのに、、






今日の昼、ナムジュンとネットショッピングを楽しんでいたら


『え……これ可愛い、、』

NJ「ん?あー、ピアスですね。」


『……ほしい』


NJ「ヌナ、まずは耳に穴をあけなきゃ」


『えぇぇ、、怖いな、けど欲しいなぁあ』


NJ「なら僕があけるの手伝いましょうか?」



流石に破壊神ナムジュンには任せられないからナムジュンには諦めたと言ったけど






やっぱりあのピアスが欲しい




そして今に至るのです






『あけたい……怖い……でもほしい……』


もうピアッサー買っちゃったし、ピアスも欲しいし




『開けるしか……ないよね、』


そっと耳にピアッサーをあてる



『やっぱ無理だああああ……!!!!!』







そんなことを一人でやっているとユンギがリビングにやってきた



YG「まだ起きてたの?早く寝ろよ」


『……はい、』


YG「なんかやってんの?」




そう言ってチラッと手に持っているものを見て意味深な笑みを浮かべるユンギ


『な、なによ……』


YG「怖くてあけれねぇんだろ?」



『……、大正解です。』


ふんっ、と鼻で笑うユンギ


うっぜ〜




YG「ん。貸して」


『は!?ちょ、ユンギがあけるつもり!?』


YG「大丈夫だって。俺、他人のあけたことあるし」




そう説得するユンギに渋々ピアッサーを渡す




YG「あけるよ?」

『……うん、』



カチッと静かなリビングに響く


『いっ……!!』


YG「はい。もう片方」



『え、ちょ、早くない?』

YG「さっさと終わらせて寝たいの」



『はいはい』



YG「あけまーーーす」



カチッ




『ヴっ……』


YG「はい。OK



痛かった?」




『ううん、少しヒリヒリするだけ』


YG「ん。ならよかった




じゃ、次よろしく。」




『は??』



YG「俺のあけて。」


『え、ユンギもうあいてるじゃん』



YG「前からもう一個あけたいなって思ってたから。あなたにあけてほしい」


『えぇ、、私ちゃんと出来るかわからないよ?』


YG「いいよ、別に。」




ほら早くとユンギに催促されてピアッサーをあてる



『痛かったらごめんね』


YG「大丈夫だって」



『……あけます』



カチッ



YG「あいた?」


『うん、あいたけど位置ズレたかも』


YG「おいおい」




『てか、ユンギも新しいピアス買うの?』


YG「うん、まぁもう買ったんだけど」



そう言ってポッケから取り出したのは私が欲しかった色違いのピアスだった


どこにいれとんねん。





『え!?これ欲しかったやつの色違い!!!』


YG「ん、知ってた」



『え?』



ユンギはそのピアスを私の片方の耳につけ、残った片方のピアスはユンギの片耳につけた



YG「ペアルック。的な?」


『えーなにそれ。ㅎ』



本人にはそう言うけど実は内心嬉しかったりもする



YG「お前が買うピアスの片方俺に渡せよ」


『ん。わかった』


























こんなに長く一緒にいるのにユンギとのペアルックなんてはじめてだからその夜はニヤニヤが止まらなかった