TH side
僕はあなたヌナが大好きだ
今まで何回かアプローチしてるけど全然僕の気持ちに気づいてくれない
この前だって、僕が急に頬にポッポしたら
『んー?どうしたのテヒョナ、ポッポ出来るようになったんだね〜ㅎ』
って。
ポッポなんて当たり前にできるし
寧ろキスなんて簡単に出来るんだからね?
ヌナは僕を子供としか見てない
それが嫌だ
だからその時は
「ヌナ、顔がうざいです」
ヌナにそう言い放った
ちょっとムカついたから。
きっとこういう所が子供なんだなってつくづく思う
『あぁーーー、顔面国宝に言われたら言い返せないいいいい』
イラついてクッションをバンバン叩いてるヌナの姿ですら愛おしくなる
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。