第23話

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2020/03/30 04:24







『ど、どうしよ……』



TH「あ、ヒョンシクヒョンなら僕が言っておきましたよ」



『え、そうなの』



TH「はい、そしたらまた飲もうって」



『そうだったんだ、ありがとテヒョナ』




私はヒョンシクオッパの家督に“すみませんでした”とだけ送信して携帯の電源を切った







『あーあ、オッパとご飯行きたかったなぁあ』

YG「うっせぇよ」



いやいやいやユンギさん。理不尽にも程があるよ?



『誰だっけぇ?泣きそうな顔しながら私の体持ち上げてぶっさいくな顔してたの』





ちょっとだけ。ほんのちょっとだけムカついたから少しだけ意地悪してみる





YG「……っ、」


HS「えっ、ヒョン、、泣いてたんですかㅎㅎ」



ぶっ、と吹き出すホソク




YG「チッ、お前らも病院で泣いてただろ」




無愛想に言うけど彼の頬はほんのりと紅くて。
恥ずかしいんだろうな




『ユンギ。ありがとね』


YG「……別に。」



ぷいっと目を逸らした時に紅く染まった耳が見えて、あぁこの人は本当に昔から変わらないな。素直じゃないところ。



それはこの人だけに限ったことではない







『みんな、ありがとうね。大好きだよ』





突然そう呟いた

自分でも驚くくらい急にそんなことを言った




案の定


「ヌナキモイです」


「また入院してきたらどうですか?」


「大好きって言われても嬉しくねぇ」





なんて当たり強い事言ってくるけど

それがみんなの照れ隠しってことは私は知ってる。








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