LINEがきた。
心春ちゃん。やっぱりボールボーイだわwww
ごめんね
と。
大丈夫…?
もおかしいし…
と何度も打ったり消したりして悩んだ
時間は4時半。
家の前まで行こうかな。
と、ちょうどいいタイミングで雅魅くんから晴翔くんの家の住所が送られてきた。
ちょっと行ってくるー
おー、遅くなるなよー
はーい
自転車を急いで漕いで20分ぐらいのとこにあった。
ピンポーン
はーい。
ガチャ。
お兄ちゃんの彼女さん?!
え?あ、うん。、心春です。
上がって上がって!階段登って奥の部屋だから。
かなり落ちてたから…
心配やったから来たんよね?
…う、うん、
あ!名前!
羅夢っていいます!
中学生です
と、行って行ってと言われ来たものの…
コンコン…
返答なし。
あの…晴翔くん。入ります
ガチャ
ベットに伏せてる晴翔の姿
ベットのそばに座り、
おれ、必要ないんかな…役立たずなんかな。
…ねぇ、役割のない人間なんて居ないよ。
それに、必要のない人間なんて居ないから。
でも、
じゃー、努力してこなかったの?
練習サボったの?力抜いたの?
違うでしょ?
努力はいつか報われるから。あ、良かったって思えるから。
だから、必要ないとか言わないで。
真っ向から楽しんできなよ。
心春ちゃん…意外と言うんだね。
え?、そう?
そうかな?、
後ろ向いて…くれませんか?
後ろ向いた瞬間ギュっと抱きしめて
大丈夫です。
誰もあなたを必要としなくとも私が必要だと言います。
私はあなたが大切なのだから。
甲子園で楽しんでおいで。頑張れ
ふと時間を見る。7時前。
帰らなきゃ…
送っていくよ
大丈夫だよ、1人で帰れる。
最後の最後まで送っていくって聞かなくて、
本当に大丈夫?
大丈夫!お邪魔しましたー
ありがとう
いえいえ、じゃーね!
一日でも長く夏が続きますように。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。