接客したのがきっかけで
その後連絡を取り合うようになり
食事にも行くようになった
高価な物を身に纏い
キラキラしたオーラを放つ彼は
今目の前で楽しく笑っている
買い物をするときは貸し切り
私を指名してくれて、接客につくのがお決まりになった
何か私でもアドバイスできればと
常にSNSで持ち物をチェックしているなんて
ホソクさんは気持ち悪がらないかな
ホソクさんは色気をはらんだ視線で私を見て
私の手をぎゅっと握ってくる
嫌いなわけない!
ずっと前からファンだったし、
連絡を取り合う中で
イメージ通りの優しい人だって分かって
さらに好きな気持ちが増していってる
でも
ファンだからこそ超えてはいけない一線
こんな食事を断りきれない時点で
もうその一線は超えているような気もするけれど…
語彙力のない私には
うまく断る言い訳も出てこない
だって、好きなんだもん
なんて伝えればいいのか
違わない
大体クリスマスに誘われて喜んでここに来てる時点で
彼氏がいないのも
ホソクさんに好意を持っているのもバレバレだ
そう言って私の手を持ったまま立ち上がると
私に近づいて耳元で囁く
返事はしなかったけれど
もう私もホソクさんの少し強引な言葉に抗えず
手を引かれて立ち上がる
立ち上がった瞬間ふわっと抱きしめられると
つい…ホソクさんの腰をに手を回してこたえちゃった
コクンッと頷くと嬉しそうなホソクさんの顔
こんなに特別なクリスマスプレゼント//
きっとこの年のクリスマスは
忘れることができないだろう
Fin.















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。