愛來side
なんとか気持ちを落ち着かせて
壱馬と一旦別れて店に向かう。
凛とエレベーターに乗りながら会話してると
チンっとなりエレベーターが開く
数分もしないうちにゾロゾロと
お客さんが入ってくる。
その中にはまこちゃんや隆さんもいる。
始まって30分ぐらいするとスマホがなった。
大体わかる。
臣くんか壱馬だろうな。
トイレに行くふりして確認すると
送り主はやっぱり臣くんそれと壱馬
臣くんからはこれから行くっとだけ来てた。
壱馬からは今から行くから。無理すんなよ?って来てた。
いつもなら臣くんのは既読ぐらいは付けるんだけどそんな気持ちにも慣れず。
壱馬にだけ返信してまた席に戻った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。