第130話

隆二31
117
2020/05/07 10:31
翌日。
仕事で宮ちゃんに会った。
めちゃくちゃニヤニヤして私を見てる。
「幸せ絶頂の、あまねちゃん、おはよう!」
『朝から冷やかさないでよー!』
それから仕事中も宮ちゃんと色々な話をした。
結婚するのに必要な事。
私は知らなかった事を全部教えてくれた。
『婚姻届だけでは結婚出来ないなんてしらなかったぁ!』
「まず市役所に行って婚姻届と、お互いの戸籍が無いとダメ!」
『でも隆くんの戸籍って多分地元の県だよね?取りに行けないじゃん!!』
「大丈夫!郵送してくれるから!」
『そうなの?私、何も知らないで結婚するつもりだった(笑)』
「とにかく、まずは隆くんの地元の市役所に電話をして戸籍を送ってもらうのが先ね!」
『うん、わかった!宮ちゃん、ありがとう!』
「経験者だから(笑)」
宮ちゃん居なかったら婚姻届だけ持って市役所行くとこだった
宮ちゃんには感謝ばかりだな。

仕事の後、隆二のとこに行く。
『隆くん、お待たせ♪』
「あまねー♪待ってたぁ!」
それから今日、宮ちゃんに聞いた事を話した。
「宮ちゃん、なんでも知ってんね!」
『本当に!宮ちゃん居なかったら何も知らなかったよ!』
「あまね、入籍日は、いつが良いかな?」
『隆くんは、この日が良いとかある?』
「あまね、今月誕生日じゃん?だから、あまねの誕生日に入籍したいなって。」
『嬉しいけど、もう再来週だよ!』
「じゃ別の日にする?」
『書類が間に合うなら誕生日が良い!』
「よし!じゃ誕生日に入籍ね!絶対忘れないでしょ?」
『隆くん、ありがとう!私、本当に幸せ。』
「俺もだよ!」
そして時間いっぱい過ごし帰宅。

父と母に私の誕生日に入籍する予定になった事を伝え退院したら、すぐ隆二が挨拶に来る事を伝えた。

宮ちゃんにも伝えた。
「えー!誕生日再来週じゃん!早く手続きしないと間に合わないよ!明日仕事休んでやってきな!」
『そうなの?じゃ明日全部やる!』

翌日
私は仕事を休み手続きをした。
隆二の地元の市役所から速達で戸籍を送ってもらえる様に手配し自分の戸籍と婚姻届を貰った。
全ての手続きを済ませ病院に向かった。

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