「あまねちゃん、おはよ!」
『あっ宮ちゃん!おはよ!』
「何か最近雰囲気変わってきたね!幸せオーラ出てるぞ!」
『えっ?そう?』
「さては隆くんとラブラブなんだな(*´∇`*)」
『ラブラブってか、まだ好きかは、わからないけど大切にしてもらってる感じはする。』
「若いって良いなぁ♪♪」
仕事中、宮ちゃんに昨日の事を話した。
「直くんも諦めたんじゃないの?さすがに!」
『それなら良いんだけど胸騒ぎがして怖くてね!』
「まぁ確かに直くんの事だから何考えてるか何してくるか、わかんないから気を付けて!あたし電話して説教しても良いけど刺激しない方が良いと思うんだよ!」
『うん、それは危険!』
直弘は何をしてくるか何を考えてるか、わからないから怖い。
「なるべく隆くんと過ごしな!」
『うん、今日も泊まりに行く。明日は隆くんちから会社に来るつもり。』
「まぁまぁ♪ラブラブじゃないの♡でも今は隆くんと過ごして隆くんを、ちゃんと見極めていけば良いんだから!明日の朝、顔見るの楽しみー女性ホルモン出しまくって来るんだろうなぁ(笑)」
『宮ちゃん、からかわないでよ(笑)』
本当に宮ちゃんには救われる。
そして仕事が終わり隆二の所に向かった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。