無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

第22話

story 21.
471
2022/03/16 08:56
あなた side



しょんぼりした顔をしていた長尾謙杜と、素っ気なく別れたあと


私は、家の近くのスーパーへと向かった。



この時間帯になると、そのスーパーは毎日のように割引がされる。


それらを目掛けて、そこら中の主婦がやって来るため、少し混雑するのだが、…


今日はわりかし空いている……




『珍しい…』




入口で買い物カゴをひとつ手にとり、


お母さんに頼まれた卵を、そっと手に取り、優しくカゴに入れた。




『…卵だけ、かぁ…』




卵だけ買ってレジを通すのも、自分的には少し寂しくて


気がつけば、お菓子売り場の方へと足を運んでいた。






これが…「お菓子を買いなさい」という私に対する命令なのか、!!(


目の前にあるチョコレート菓子と、数分程にらめっこをしていた。





子「ママ、あの人チョコ睨んでるよ?」


子の母「、ほ、ほら、気にしないで、ジュース買いに行こっか。」




親子から、少し変人のように見られてしまったことにも気づかずに、


今も尚、にらめっこし続けていた。


買うか…買わないか…





あーー………もう、

















店員「ありがとうございましたー」








結局、誘惑には勝てずに、チョコレートは静かに卵と横に並んで袋に入っていた。


まぁ、自分のお金で買ったものだから、お母さんも怒らないし、


自分への日頃のご褒美だと思って、罪悪感は見逃そう。





そんなことをしばらく考えながら歩いていると、


10mほど先で、兄弟らがしゃがんでいた。