第22話

両思い
1,196
2018/05/17 18:01
私とユンギさんの思いが通じてから、
しばらくたった。

私の元に一本の電話がかかってきた。
あなた

もしもしー?

スカウトマン
やぁ!あなたちゃん!!
うちの事務所のHPはみてくれたかい??
あなた

いえ、見ていません。

スカウトマン
凄いことになってるよ!!!
あなた

え、それって、、、。

ぱしっ、
電話していたスマホを取られる。
ユンギ
で?用事はそれだけ?
スカウトマン
おお、ユンギか。
あ、あと、明後日事務所にあなたちゃん連れてきてくれるかい?
ユンギ
わかりました。じゃあ、
ぷちっ。


また勝手にきった。
あなた

なんて言ってました?

ユンギ
明後日、来いだとよ。
あなた

あ!はい!
そういえば、HP見ろっていわれたんですけど、、、。

ユンギ
あー、お前、早速ファンができたらしいぜ。
あなた

え!?



2人でHPをチェックすると、
コメントの欄がすごいことになっていた。

『なにこの子!!可愛い!』
『顔ちっちゃ』
『可愛い!惚れた!!』
『はい!!ファンになります!』

なんてことがたくさん。
あなた

わー。

ユンギ
よかったな。
ぽんっと頭を撫でてくれる。


こういうの初めてだな。
あなた

ひひっ

ユンギ
なに笑ってんの
あなた

嬉しくて。

ユンギさんが目をみ開いた。
ユンギ
はぁー、ほんとさ、なんなの。
あなた

えっ?


急に座っていたソファーに押し倒された。

あなた

ユンギさん、、、?

ユンギ
誘ってきたあなたが悪いからな
あなた

いつ私そんなことしましたか!?

ユンギ
さっき
あなた

してませんけど!?

ユンギ
うるさい
あなた

んむっ。んん。



最近ユンギさんは、すごく触れてくる。
触れてくれる時のユンギさんはすごく愛おしくなるくらい可愛い。


ぷるるるるるるるるるる。
ユンギ
んっ。ったく、誰だよ。
名残惜しそうに私から離れ、電話を取る。
ユンギ
もしもし、、、。
あー、はいはい。
あなた

ユンギさん、どうしたんですか?

ユンギ
あなたの歓迎パーティーを今日やるってよ。
あなた

わぁ!そうなんですね!

ユンギ
支度しろよ
あなた

はい!!



私たちはパーティーに出かける準備をし始めた。

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