ガチャ
今日は久々に一緒にご飯が食べれる日なのだ。
私は頑張って料理を作った。
ユンギさんは席について、食事を食べだした。
私の目的は借金を返すことだから。
今はご飯、服、など、使うものは全てユンギさんが買ってくれる。
けど、それもずっとしてもらうわけにはいかない。
早く稼がなきゃ。
さらっとそんなこと言われたら、
嬉しくなっちゃう。
2人でそんなたわいもない話をしていると、
私の携帯に一本の電話がかかってきた
その声は、
私を捨てた、母の声。
それは本心なの?
なにそれ。
私を捨てたのに??
私は混乱した。
すると。ユンギさんが私のスマホを取り上げたと思うと、私の代わりに話し始めた
そう言って、電話を切った。
何か嫌な感じがした。
これから嫌なことが起きる予感。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。