第26話

間接
1,235
2018/05/23 14:41

ユンギさんと同居し始めてから半年が経った。

私はモデルの仕事が多く入ってくるようになった。
マネージャー
あなたちゃーん!!今日は⚪︎⚪︎時からね!!
あなた

はい!!!

結構忙しく、なかなかユンギさんとの時間が作れなくなった。


ここ3日間会えてないよ、、、。
そろそろ寂しい。


ぼーっと事務所を歩いていると、

誰かにぶつかってしまった。
あなた

す、すみませn、、

するが
あ!
あなた

あ!

するが
久しぶり!元気してた??
あなた

うん!!!

するが
今日も撮影?
あなた

うん、だけど午後からなんだ〜

するが
じゃあ、ちょっと、俺に付き合え!
あなた

え?どこに、、って、ちょ、

するが
いこ!!!
なにも教えてもらえず、
するがに腕を握られ、
走り出した。






そして、着いたのは、
可愛いカフェ。
するが
ここに来たかったんだ!!
あなた

え、そうなんだ、、、、

男の子は入らなさそうなお店。

するが
一人で入るのには勇気がいるなと思って!!
あなた

そうだよねー



私たちは出来るだけ目立たない席に座り、

注文をした。
するが
あなた、最近すげえな!
あなた

ありがとう!!するがもたくさんテレビ出てるじゃん!

するが
いやぁー、でも、スピード成長のお前には敵わんよー
あなた

へへ。


注文したものが運ばれてくる。
あなた

わぁー

するが
おー
あなた

いただきます!!

するが
え、めっちゃうまい!!!
あなた

ね!!本当に美味しい!!!



2人で注文したものをむしゃむしゃと
むさぼるように食べた。
するが
美味しかったね!
あなた

ね!満足!今日の撮影も頑張れる!!

すると、するがの手が伸びてきて、
私の口元を拭う。


そして、それをペロリと舐めた、
あなた

えっ

するが
付いてたぞー、おこちゃまだなー
ユンギ
おい、
すると、現れたのは、
怖い顔した、ユンギさん。
あなた

わっ、ちょ

私の腕を掴んで、
店を出た。



そして、ひとけのないところで
止まった。
ユンギ
なにやってるわけ?
あなた

ご、ご飯食べてました。

ユンギ
その後だよ。
あなた

喋りました、、

ユンギ
お前さ、本当に警戒心ってもんがないよね。
あなた

あ、ありますよ!!

ユンギ
じゃあ。なんであんなに簡単に間接キス奪われてるわけ?
あなた

えっ、、と。

ユンギ
お前は、俺のだろ?

壁に追い詰められ、壁ドン状態。


逃げられない。
あなた

んっ、。

ユンギさんからのキスの嵐。



久しぶりで嬉しくなる。
ユンギ
んっ。なに、その顔。
あなた

久々で嬉しくて。

ユンギ
煽ったのお前だからね?
あなた

え?

警戒して、目を瞑ると
触れるだけのキスが落ちてくる。
ユンギ
この後撮影だろうから、ここまでにしとく。
あなた

う、うん。




もっとして欲しかったっていうのは内緒。

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