あなたside
今日は久々にSixTONESのみんなと食事会。
どんな服きていこっかな、、
「 あなたー!行くよ? 」
『 え、待って 』
いつも通りドタバタしながらでて手を繋いで歩く。
今日は、、というより今日も焼肉屋さんだ。
私まで常連になるんじゃないかってくらい
みんなとの食事は決まってそこ。
京本「 あなたちゃーんっ! 」
『 大我くん久しぶり。あ、舞台おつかれ様〜 』
京本「 ありがとっ! 」
髙地「 飲み物いつものでいいよね?もう頼んどいたよ 」
『 えー、いつもありがとうね 』
「 どういたしまして!AHAHA! 」
『 ジェシーに言ってないし笑 』
松村「 そういえばあそこ古着屋できたの知ってる? 」
「 えっあそこ?かわいいよね 」
松村「 やっぱり知ってた?見に行こうよ 」
「 だーめ、2人きりはだめだよ? 」
『 もうジェシーガード硬すぎ、、 』
松村「 ちょっとくらいいいじゃんね? 」
森本「 俺もそう思う! 」
『 慎太郎くんはそもそも遊ばないじゃん 』
森本「 たしかにっ 」
「 かにぃ〜 」
『 あはははっ笑笑なにそれっ笑 』
「 かにだよかに、crabだよ 」
『 無駄に発音いいのやめて笑笑 』
田中「 あなたって相変わらずジェシーの
ギャグだとすぐ笑うよな 」
そう言って入ってきたのはSixTONESの遅刻魔。
『 え?あ、樹くん。久しぶりだね 』
田中「 おう、久しぶり 」
『 遅刻癖は治ってないみたいだね? 』
田中「 あ、バレた?笑 」
髙地「 あなたちゃん叱ってあげてよ笑 」
田中「 えー叱られるなら遅刻これからもする 」
『 え、バカなの? 』
田中「 その目もご健在なようで 」
『 誰のせいなんだか笑 』
そんな感じでワイワイしてきてみんなお酒が
だいぶ回ってくる。
京本「 あなたちゃあああん 」
大我くんは酔っ払うと席を離していても
いつも私のとこによってきて膝枕させられる。
『 ん、大我くんおもいいいい 』
田中「 俺も俺も〜 」
『 ちょ、樹くんまでやめなさいっ 』
すると隣にいて割り込まれた彼は頬を膨らます。
いつもなら入ってくるのに今日は拗ねているのか
ずっと違う方を見ていた。
『 ジェシー? 』
「 なに 」
『 私から寄ってないじゃん 』
「 なんのこと? 」
『 怒ってるでしょ 』
「 …だって断ったらいいんじゃん 」
『 わかったから…はい、2人とも慎太郎くんに
倒れなーっ 』
2人は酔っ払っているので素直に言うことを聞く。
慎太郎くんは私と一緒でこういう場所であまりお酒を
飲まないタイプだから安心して任せられる。
私は彼を見ると了解とにっと笑う。
そしてもう1回視線をジェシーに戻す。
『 ね、ジェシー許して? 』
「 んじゃこっち来て? 」
『 ん? 』
「 ちゅーしてくれたらゆるす、、 」
『 は?え、ちょっとここで? 』
「 してくれないんだったらいい 」
そんなの一択しかないじゃん!
私があたふたしていたらジェシーくんは益々
機嫌が悪くなる。こりゃお酒のせいだな…。
髙地くんと北斗くんは仕事だから帰ったし
慎太郎くんは子守りしてくれてるし…。
誰も見てない…よね
私は少し背の高い彼の肩に手を置いて膝立ちをして
ほっぺたに唇をつける。
「 …?!えへへ。でも、ほっぺかー 」
『 …なにか不満でも? 』
「 ううん、だぁいすきっ! 」
そういって抱きついた勢いで倒れて寝てしまう。
結局そのあとは慎太郎くんが全部処理してくれた。
本当にありがとうでしかない…。
でも朝起きたら、、、
「 えっ!!なにこれ!!!
あなた昨日こんなことしたの?笑 」
と嬉しそうにSixTONESのグルーチャットを
見せてもらうとそこには一枚の写真が。
『 慎太郎くん絶対許さない!!! 』
そう、昨日私がジェシーにキスをし(させられ)た
写真が送られていた。
「 ねぇ、もう1回しようよ 」
『 もう二度としませんっ 』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。