あなたside
ジェシーが忘れ物したので私は今
事務所に来ています。
『 はぁ…どうやって入ろ 』
?「 こんなとこでどうしたんですか? 」
『 あの、すいませんっ…ってかわいいっ 』
?「 えへへっありがとうございます! 」
『 見たことある顔、、あ!ぺぺくん? 』
久保「 その呼び方ってことはジェシーくんの
彼女さんですか? 」
『 え、知ってくれてるの? 』
久保「 はい、いつも話してくれますよっ 」
『 こんな小さい子まで話してるなんて… 』
久保「 あ、楽屋ですよね?良かったら案内
しますよっ 」
『 ありがと〜 』
久保「 ここです!では僕はこれで! 」
『 うん、ありがとう! 』
ぺぺくんめっちゃかわいいしいい子…。
でもああやってクシャって笑うとこジェシーと
ちょっと似てるかも?笑
『 失礼しまーす 』
「 あなたっ 」
『 苦しい… 』
「 ありがとうねわざわざ 」
『 ほんとにだよ、はいこれ 』
「 ありがとっ! 」
『 そういえばぺぺくんにあったよ 』
「 え、ほんと? 」
『 うん、すっごくかわいくていいこだった 』
「 だろぉー?笑 」
自分が褒められたみたいに嬉しそうにする。
やっぱり笑い方がよく似てる。
「 あ、じゃあここまでぺぺが連れてきたの? 」
『 そうそう、またお礼しなきゃね 』
「 じゃあ今度家呼ぼうよ 」
『 お、いいね。料理頑張らなきゃ 』
「 やった!! 」
『 うん、ジェシーのためじゃないからね 』
「 あ、そうだっけ?AHAHAHA! 」
『 相変わらず大きなお声で 』
「 あなたー? 」
『 ん? 』
「 今日のご飯も美味しいの食べたいっ! 」
『 しょーがいないなぁ、、 』
「 やった!これで仕事頑張れる!ありがと! 」
『 うん、わかったから離そっか 』
「 やだっ!離さない! 」
『 警備員さーんたすけてー 』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。