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第72話

➠ 71




















角名くんにキスをされた

あたしは角名くんから離れなきゃいけないのに

角名くんは紗奈さんの傍にいないといけないのに

どうして________?


























あなた:ごめんはる,ちょっと自販行ってくるね




はるか:おん!行ってらっしゃい!



















昼休み,あたしは自販へ向かった

10月も下旬に差し掛かり

少し肌寒さを感じられるようになった
















あなた:………






























あたしは自販でミルクティーを買った

一口飲んだけど味がしない

唇に残るのは

角名くんの唇の感触______























治:あれ,あなたやん




あなた:!お,治……!



















教室に戻る前に屋上で外の空気をしようと

屋上へ向かっていた時

階段で治に遭遇した

















治:自販?




あなた:うん,そうだよ




治:ミルクティー好きよなぁ。飽きひんの?
















治はそう笑いながら

あたしの頭をクシャクシャ撫でた


















治:……何かあったん?




あなた:え………?




治:最近元気あらへんやん




















治はあたしの顔を覗き込んだ

目の前に映る治の顔はとても心配していた




















あなた:べ,別に何も無いよ………?




治:嘘やね




あなた:え………?




治:兄妹やし,あなたの嘘くらいわかるわ























治はそう笑っていた

きっと____侑も気付いてるんだろうな














治:俺でよければ話聞くで?




あなた:え………?




治:ほら,話せば少しは楽になるかもしれんやん?






















そう微笑む治に甘えて

あたしは今までの事を治に話した
































治:へぇ……その幼なじみがなぁ




あなた:……紗奈さんの居場所を奪う訳にはいかないって……




治:お前はほんとお人好しよなぁ




あなた:え………?


















" もう少しわがままになってもええんやないの? "

治は優しく微笑みながらそう言ってくれた























治:にしても角名にキスされたのはびっくりやわ




あなた:う"………




治:脅すのは角名らしいけどほんまにしてまうのは角名らしくない気もするけどな



















角名くんは

どんな気持ちであたしにキスをしたのだろう






















あなた:治,ありがとう




治:ん?




あなた:話したら少し楽になった!




治:そか?それはよかったわ





















" ほな教室戻ろか? "

と治に言われ階段を降りようとした

______その時























あなた:ぁッ………!






















あたしは階段を踏み外した

そのまま下に落ちていく

そう思っていたが

大きな腕が______あたしの身体を支えた





















治:大丈夫か?




あなた:お,治………!



















治は軽々とあたしの身体を持ち上げて

元いた所に下ろしてくれた


















あなた:ごめんね,ありがとう………!




治:………



















身体から手を離してくれない治

何だろうと思ったその時






















治:………




あなた:え………治………?
























あたしは______治に抱き締められた

























治:ツムの彼女やったから………兄妹やから………ずっとこの想いは胸の中にしまってきた




あなた:え………?




治:けど………俺も限界やねん




























『 あなた________好きやで。 』