無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第32話

➠ 31




















侑 side












『 父さん,会わせたい人って誰なん? 』




「 再婚相手やで 」




「 再婚相手か。ええ人なん? 」




「 ええ人やで。お前らと同い年の娘さんもいるらしい 」




『 え? 』




「 あ,おったわ。あれがお前らの新しいお母さんと 」





























「 娘の" あなたちゃん "や______。」


































侑:あなた待ち!




あなた:ッ











家から飛び出したあなたを俺は追い掛けた

俺の足にかなうわけが無い

俺は直ぐにあなたの手首を掴んだ






























侑:ほれ,飲み




あなた:ありがとう………













今家に帰るのもあれやったから

俺はあなたと一緒に公園まで来た

自販で買った飲み物を手渡して

俺たちはブランコに座っとった














侑:珍しいやん。あなたがあんなに怒るの




あなた:………














あなたは滅多に人に怒ったりしない

声を荒らげることもあんまりせんし

感情的になることやって滅多にない

けどそんなあなたが

初めて" 自分の母親 "に声を上げた












あなた:だって………




侑:わかるで。嫌よなもう




あなた:………




侑:こっちがどんだけ気を使っとると思っとるんやろな?









あなたの母さんは心配性やった

特に俺とあなたが二人でいる事に心配する

やからあなたが熱を出した時も

母さんにバレないように必死やったんや俺は















あなた:大人の勝手な都合で子どもを振り回しといて………気を使わなきゃいけないのも子ども側なんて……酷いよ
















あなたからそないな言葉が出てきたのは初めてやった


















" 平気じゃないよ______ "






















きっとあなたはあなたなりに気を使っとった

いや____この家の誰よりも

気を使っとるのはあなたやったのかもしれない



















あなた:ごめん。戻ろっか




侑:ちゃんと仲直りするんやで?




あなた:………うん
























眉を下げて微笑むあなたの手を

俺は強く握り締めて歩き出した。