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第17話

拾陸 義勇と無一郎―弐
時透君の力が強く、離れようとしても離れられない。
時透無一郎
時透無一郎
僕だって、接吻くらい……
時透君が、そう言いかけて、私に顔を近づけた。

その時……
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
時透さん?
あなた

胡蝶さん…!!

時透君が驚いて気を緩めたすきに、私は胡蝶さんの方へ行った。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
大丈夫ですか?
あなた

あ、はい!
全然大丈夫です!

胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
…時透さん??
大変だ。
胡蝶さんの、怖いくらいにこやかな顔が、時透君を見ていた。
時透無一郎
時透無一郎
またか……
冨岡義勇
冨岡義勇
また…!?
冨岡さんが、時透君の「また」という言葉に反応する。
冨岡義勇
冨岡義勇
時透、お前……!!
時透無一郎
時透無一郎
何?
時透無一郎
時透無一郎
冨岡さんだけのあなた、じゃないんだよ?
冨岡義勇
冨岡義勇
っ……
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あなたさん、行きますよ!
私は、胡蝶さんに声をかけられてハッとすると、二人に手を振った。
あなた

義勇さん、無一郎君、またね!!

冨岡義勇
冨岡義勇
っ…!!(名前で呼ばれた!!)
時透無一郎
時透無一郎
あっ…!!(名前で呼ばれた!!)
私は、二人に笑いかけると、前を歩く胡蝶さんを追いかけた。

つづく…